一見、普通のゆで玉子です。
普通のゆで玉子の中にこれを紛れ込ませていても
気づかなそうなので、
悪戯にも使えます!
人を驚かすのに使うと楽しそうです!
怒られるかもしれませんけど…
普通の卵に見えますが…
食べるには
まず、お湯に入れ軽く茹でなおし
身が詰まっていない方に少しだけ穴をあけ、
そこに塩をちょっと振り
汁を吸います。
かすかに独特な臭いがします…
ここまではまだ
中身がちょっと黒いかな~と感じるくらいなので
なんとか大丈夫なのですが…
少しずつ殻を割ると、
いよいよ中身が見えてきます。
割った殻の裏には、血管がういている薄皮が張り付いてます…
全部殻を割ると
当然、卵なので形は丸いのですが
黄色い部分と黒い部分とがはっきりと分かれています。
黄色い部分は普通の卵の黄身の様な感じなのですが、
黒い部分には羽とそして頭が有ります。
黄身の部分を食べると
味は普通のゆで卵とそんなに変わりません!
広げてみるともうすでに鳥です。
出来上がってます!
ここまで広げてしまうと完全に食欲がなくなりますので、
バロットを食べる時には、
解剖してみたいという好奇心を抑えて
いっきに食べることを強くおすすめします!
黒い部分を食べると、
もれなく口の中で羽を食べてる感じは味わえます!
なかなかできない経験です!
野性動物の肉食動物になった気持ちになれますよ!
この時点で独特な臭いがかなり強く感じられます…
何故フィリピンの人はこんなものを食べるのか?
って思う人もいるかと思いますが、
(勿論、フィリピンの人も苦手な人はいます)
このバロットなんと!
かなり栄養価が高いのです。
特に元気のないお父さんにはおすすめです。
フィリピンでは、夜に
「バロ~~ッ バロ~~ッ」と言ってバロット売りが
売りに来るらしいです!
それをお父さんが夜に食べて精力を付け、
頑張るようです!
一般的にフィリピンではストリートフードとして売られているので、
値段は1個30円位です。
レストラン等で食べるともうちょっと高い場合もありますが
バイアグラと効果が似ているにもかかわらず
お値段的にはかなりリーズナブルです。
孵化する段階に分かれて売っていたりもするので、
成長段階を観察しながら
食べ比べをするのも楽しいかもしれませんね!
ちなみに
今回トライしたものはかなり孵化が進んでいるものです。