top
まずは話を聞いて相談
無料個別相談
60秒でかんたん申し込み
留学を申し込む

本日の為替レート

Exchange Rate USD: 火, 22 10月.

投稿日:2024年8月29日/更新日:2024年8月29日

徹底比較!フィリピンと日本の物価ってそんなに変わらない?



フィリピンを旅行や留学の地として考えたことのある方は多いのではないでしょうか。もし、フィリピン留学や旅行の予算を立てる際には現地の物価情報を把握し、計画を立てる必要があります。フィリピンに留学や海外旅行をしたいけど、お金への不安を抱えている方もいるかもしれません。

今回の記事ではフィリピン留学と旅行の経験がある帰国子女の私が、フィリピンの現状や物価についてご紹介し、留学や旅行先としておすすめかどうかわかりやすく解説します。

ぜひ、フィリピンの留学や旅行が不安という方は本記事を参考にしてください。

フィリピンと日本の平均給与の比較

まずはじめに、フィリピンの平均給与は日本より安いということがわかっています。平均給与というのはその国の物価を理解するために密接に関わっています。給与水準に応じてその国の物価が設定されるため、フィリピンの物価が低い理由は、現地のフィリピン人の給与水準が大きく影響しています。

このため、フィリピンでの生活費は必然的に物価も安くなる傾向があります。

実際、フィリピンと日本の給料を比較すると、フィリピンでは大学卒業者の平均的な月収が約2〜3万円であるのに対し、日本では約20万円となっています。

これにより、フィリピンの給料は日本の約10分の1であることがわかります。

さらに、IT業界や大学教授など高給職の収入も、フィリピンでは月収が約6〜8万円程度で、日本に比べてかなり低いです。

このように給与というのは物価と大きく関わっていることがわかります。



フィリピンと日本の物価比較

フィリピンの物価は日本と比べて比較的安いイメージは皆さん持っているでしょう。私自身も安さを理由に留学や旅行先として選んだ経験があります。

2024年8月現在、1ペソは日本円で約2.6円です。約3倍と思って計算するのがスムーズかと思います。また、フィリピンの経済は物価の変動と密接に結びついています。特にマニラなどの都市部では物価が急上昇しており、家賃や日用品の価格が高くなっている状況です。この物価上昇は給与に大きな影響を与えています。

一般的にフィリピンの平均給与は物価に対して低く、特に低所得層の生活は困難です。そのため、お金の価値が場所によって変わってきます。同じ1000ペソでも地方都市では十分な食費を賄えますが、マニラではその価値は限られています。よって、日本からフィリピンに旅行や留学を考える際には、セブなどの地方都市の物価の安さが魅力的に映るでしょう。

また、フィリピンの通貨相場の変動も物価に影響を及ぼし、給与と物価の調整が難しくなっています。

そのため、給与と物価のバランスを考慮すると、フィリピンの経済状況は複雑で、物価が安い地域でも給与がそれに見合わないことが多いのが現実です。

具体的に様々なものを比較してみていきましょう。

生活用品

まず最初に生活していく上で必要な商品の価格を見ていきましょう。

ここにある生活用品に関しては日本のものと値段を比べると安いものになるので現地での購入がおすすめです。

しかし、こだわりがある方は、自分の身体にあったものを持っていくのもよいでしょう。

 

アイテム 価格(ペソ) 価格(円)
トイレットペーパー 12ロール 88ペソ〜 約229円
シャンプー 100ペソ〜 約260円
ボディーソープ 100ペソ〜 約260円
歯ブラシ 70ペソ〜 約182円
石鹸 70ペソ〜 約182円
生理用品 60ペソ〜 約156円
ドライヤー 300ペソ〜 約780円
100ペソ〜 約260円

 

食費

次は留学生や旅行者にとって、楽しみの1つとなる食事にかかる費用についてみていきましょう。食費は基本的に日本に比べて2分の1〜3分の1程度の価格水準です。水も安いので、よく水を飲む方にとっては嬉しい点ですね。

 

アイテム 価格 (ペソ) 価格 (円)
ファストフード 100ペソ〜 約260円
高級レストラン 500ペソ〜 約1300円
スナック菓子 15ペソ〜 約39円
水(500ml) 20ペソ〜 約52円
ローカルレストラン 50ペソ〜 約130円
果物(1kg) 70ペソ〜 約182円
スターバックス 110ペソ〜 約286円
ローカル屋台 20ペソ〜 約52円

 

交通費

 

交通費も日本に比べてフィリピンは安いです。フィリピンと日本の交通費を比較すると、フィリピンの交通費が非常に安価であることがわかります。

例えば、フィリピンの電車では、日本円で約30円〜35円で1時間の移動が可能です。これに対し、日本の地下鉄の初乗り運賃は約180円で、フィリピンの電車に比べて約5倍の価格です。

また、フィリピンのバス運賃は1回あたり約25円で、日本のバス運賃と比べて非常に安価です。日本では、バスの初乗り運賃が約250円程度であるため、フィリピンのバスは日本の約10分の1の価格で利用できます。

タクシーの初乗り料金もフィリピンでは約100円程度ですが、日本のタクシー初乗り料金は約800円であるため、フィリピンのタクシーは日本の4分の1以下の価格で利用できます。

都市間移動が多くなる場合、フィリピンではタクシーを利用する際のコストが非常に低いため、大変便利です。ただ一つ注意点としてはぼったくられないように気をつけてください。

このように、フィリピンでは交通費が非常にリーズナブルであり、日本と比較して驚くほど安いと言えるでしょう。

     

娯楽費

旅行や留学中に観光やアクティビティを楽しみたいと思う方も多いでしょう。フィリピンでは、こうした娯楽にかかる費用が日本よりも圧倒的にお得です。フィリピンでは、さまざまなアクティビティを手頃な価格で楽しむことができます。

例えば、ダイビングライセンス取得は7000ペソ(約16700円)、シュノーケリングは900ペソ(約2147円)、ビリヤードは7ペソ(約17円)、映画鑑賞は150ペソから(約358円)、1時間のマッサージは300ペソから(約716円)、ボーリングは150ペソから(約358円)です。

留学中の気分転換にも休日にアクティビティを楽しんでみてはいかがでしょうか。

家賃と滞在費

次は留学や旅行で滞在するとなった際の滞在費について解説します。基本的には、日本の10分の1くらいの費用になります。

家賃

 

家賃 都市部(マニラ、セブ等) 地方都市や郊外
ワンルームアパートメント 15000〜30000ペソ(約36,000~72,000円)/月 7,000~15,000ペソ(約17,000~36,000円)/月
高級コンドミニアム 40,000ペソ以上(約96,000円以上)/月
一軒家 10,000~25,000ペソ(約24,000~60,000円)/月

 

滞在費

電気代 水道代 インターネット料金
1か月で2,000〜5,000ペソ(約4,800~12,000円) 1か月で300〜500ペソ(約720〜1,200円) 1か月で1,500〜2,500ペソ(約3,600〜6,000円)



フィリピンで留学するメリット

フィリピンに留学するメリットは5つあります。

 

  • 英語学習環境が良い
  • 費用が安い
  • 多様性のある文化
  • フレンドリーな国民性
  • ピザの取得が容易

 

1.充実した英語学習環境

フィリピン留学には、いくつかのメリットがあります。

1つ目は、英語学習環境の良さです。

フィリピンでは英語が公用語の一つであり、日常生活や教育でも幅広く使われています。そのため、英語の実践的なスキルを身につけやすい環境です。

また、フィリピンには質の高い英語学校が多く、マンツーマンレッスンや小人数制のクラスが一般的です。初心者から上級者まで、幅広いレベルに対応したプログラムが提供されています。

2.費用面

2つ目は、留学費用が比較的安いという点です。

フィリピンの留学費用は、欧米諸国と比べて非常にリーズナブルです。学費、生活費ともに抑えられるため、費用対効果が高いと言えます。しかし、生活費については物価の地域差があるため、事前に調べておく必要があります。

そのため、留学の計画を立てる際には、訪れる地域の物価に合わせて予算を設定することが重要です。



3.文化的多様性

3つ目は、文化的多様性という点です。

フィリピンは多民族国家であり、様々な文化や習慣が混在しています。フィリピンでの留学は、異文化に触れる貴重な機会を提供し、視野を広げることができます。

4.フレンドリーな国民性

4つ目は、フィリピン人のフレンドリーな国民性です。

フィリピンの人々は非常にフレンドリーで親しみやすいことで知られています。留学生に対しても親切で温かく接してくれるため、初めての海外生活でも安心して過ごすことができます。

 

5.ビザ取得の容易さ

5つ目は、ビザ取得の容易さです。

フィリピンは他国に比べて学生ビザの取得が比較的簡単であり、手続きもスムーズです。短期の語学留学から長期の学位取得まで、柔軟なビザ制度が用意されています。

フィリピンで留学するデメリット

メリットの多いフィリピン留学もデメリットとなる点もあります。

主に治安に関する懸念で、フィリピンの一部地域では治安が不安定な場所があります。日本がとても平和で安全であるからこそ注意が必要な場面もあります。夜間の外出など日本で当たり前のことでも注意しないといけないことがあり、ストレスに感じる方もいるかもしれません。しかし、文化や習慣の違いを感じられるという点において、それも留学の醍醐味だと思えるよう準備はしっかりしておくことが大切です。

まとめ

留学や旅行を考えている人にとってはフィリピンと言う場所は、費用面においてもとてもいい場所です。

しかし、異国の地に行くことになるので治安の面や不安に思うこともあるでしょう。そのため、事前に情報収集し、本来の目的を達成出来るようにするのがいいでしょう。私も費用面とリゾート地であることの観点から、留学や旅行先をフィリピンに選んできた経験があります。これからフィリピンを留学先に考えている方は是非参考にしていただけたらと思います。前もって準備をして調べていくことは大切なので、こちらを読んで検討してみてください。




PICK UP

PICK UP