本日の為替レート
Exchange Rate USD: 金, 24 1月.
フィリピン留学が楽しみになるブログ『ぶっちゃけフィリピンってどんな人いるのよ特集』
どうもフィリピン留学に一生行きたい(?)、おるたなです。
冬になると本当に何故自分は日本にいるのかすら疑問に感じてきます。
昨今、トゥイッター(意地でも『X』とはまだ言わないガチ勢)を見ていると本当に物騒な話とか、税金が上がって給料は増えなくて国会議員だけしこたまもろとる話とか文書費?ってなんやねんという時代ですけども、少しでも異国の土地フィリピン留学向けていく皆さんは、これからの未来を明るく見ていく時、自分の近い未来に期待し不安もある時期と思います。
そんなそこのあなたッッッつ!!
今日はそんなあなたにフィリピン留学が…というか、フィリピンで会う人たちがどんな人なんだろう…?と楽しみになるブログを書かせて頂ければと思います。
!!!!
思い起こせばいろんなことあった。
瞼を閉じれば、『アーィ!イピス!!()』というレディーボーイの先生の叫び声や、いろんなところに旅に出た時の汗だくのドライバーの顔、美味しい料理をもぐもぐ食べすぎて心配された時の教頭の顔…
これから出会う人たちを少しでも楽しみにして、フィリピン留学に向けて笑顔を増やしてもらえたら嬉しいです。
では、行ってみましょう!
Contents
『ぶっちゃけフィリピンってどんな人いるのよ特集①』苦労人なのに超絶いい人。
これは今でも忘れない私の最初のフィリピン留学時代の時の友人ともなった人のお話ですが、この彼(A君とします)は、眼の澄み具合から違った。
スラム街の近くに何故かある、安全な高級住宅地。その周りにたむろしているトライシクルドライバー達の中にいて、最初に仲良くなったドライバーでした。
眼の澄み具合に驚きつつ、たくさんのドライバーの中から、私と友人はまっすぐに声をかけまして。緊張しながら「は、はろー・・・」というと「イエス、マーム!」と笑顔を向けて下さった。
始めてこれに乗るのだがいくらが相場なのだろうと思い、相場は学校関係者に聞いていたのですが当時25~30ペソくらいでしたでしょうか。そのまま相場のお返事でした。多くのたむろしているドライバーは日本人のお金に興味があるのだと思うが、A君は違った。100%違った。
「俺はAというんだ、貴方はどのくらいここにいますか?気軽に友達になってくれよ。Aと読んでね。」
日本人に大変興味があるが、あくまでも平等な姿勢を崩さず、少し立ち話をして運転してもらい、相場で30ペソを払うが、おつりがちゃんと戻ってきたのだ。
別のドライバーで同じ場所に来た日本人に聞くと「え!俺はフィリピン初日と言ったからか!しまった!100ペソも払ったよ!」
なんと、A君がその話を驚いた顔で聞いていた私のところにきて、心配し、別ドライバーに言って返させたのだった…「フィリピンでは残念だがこういうことはあるから、値段交渉は気をつけてね!ごめんね僕の仲間もこれが仕事と思っている人も居るんだ」
日本人の私たちは全く怒る気にもなれなかった。A君の笑顔でそのドライバーも決まりが悪い顔はしたが、すぐに全員で和解していた。場をおさめるのも素晴らしい。ボロは着ているが、紳士なはにかみ屋で頭が良い。
スラム街で育ったというのに、まったく擦れていないし、周りを浄化するような人柄があった。
実際私がフィリピンに数ヶ月滞在したとき、また何回もフィリピン人と逢うことは多いのですが、その中でこのような人がなんと多いことか。
A君に「どうして君は、仲間が悪いことをしていても、こんなに辛い環境で育ったのに、心が美しいのか」と聞いたことがあるが、「人には生まれ持った使命が有り、僕は妹の留学費用のために働けることが本当に嬉しい。そして車の運転は得意だから、素晴らしいことだろう。確かに日本に比べると環境は悪いけど、朝、鶏の声を聞いてコーヒーを飲める。幸せだよ毎日。」
衝撃である。
このような聖人はきっとどの時代にどの国に生まれ変わったとしてもきっと周りを浄化する何かを持って生まれてくるのだろう。相手を受入れ、自分の人生を受入れる。新しい時代にあってもきっとそうなのだろうと。日本でもなかなか見ることの出来ない徳の高い人だと思ったが、実は結構こう言う方がフィリピンは多い気がしている。
『ぶっちゃけフィリピンってどんな人いるのよ特集②』レディーボーイ&夢見る恋バナ系
こちらも実に多い。恋愛体質系の皆さんである。
特に強烈に大事な問題として恋愛や家同士のフィアンセが居る家系など…とにかく愛情問題が日常トークで炸裂する。
私の最初のフィリピン滞在でも、例に違わず「Hi,今日は最初の授業だからお互いの自己紹介をしましょう」と言われ、引っ込み思案の私は「After you…」と言うと、B先生は言った「I am ゲイ…あなたは私が先生でも大丈夫か?」と。
私は言った。「何が問題なのか?あなたは試験に合格して私より英語が話せるでしょう。」
B先生は涙を流して感激していた。偽って授業をしなければいけないことは苦しいそうで、時々恋愛トークをしたいのよおおおお!とwwww
全然良いよ。全然良いですよね。というか同僚と英語で恋バナとか出来たら最高に英語力あがるじゃないですか。
…B先生は私が「品のある日本女性」に見えたと最後の授業で話してくれたが、おとなしい見た目に反して、チャレンジャー過ぎて驚いており、「日本人でもいろいろいるのね~~」としみじみ話していた。
そして彼…彼女_?B先生のボーイフレンドとのなれそめや喧嘩の話を聞きながら時間が足りなくなるほどの授業。今でも懐かしく、街中にでるとジェンダーに自由なフィリピン人も多く、B先生と仲良くなったことは私の心の中でも大きな何かを生み出してくれた事でもあると思う。
気をつけないと恋愛相談が授業をしめてしまっていたので、何度も授業の確認をしたものだ。
それに、「日本人の色白の肌を嫉妬の眼で見てしまうことを許して…」というB先生、看護学校?医学部を卒業しているが、医者になるのは恐くて英語の先生になったそうですが、長男で兄弟全員は強い妹だらけ。お母さんはカミングアウトを理解してくれていると話したが、お父さんのお話はしなかったかな。私も勿論あえてきかない。
「あなたの色白を私も努力でGETするのよ!」とビタミンの点滴?を4000ペソで購入し自宅で点滴した!!という話には驚いた。日本語も上手になりたいと練習していたし、日系の美容整形外科とかで働けば?というと、整形手術は恐いそうでwww
明るく必死に話してくる高校生時代のクラスメイトキャラというのでしょうか。
こういうフィリピン人のおちゃめさ、すきなんですよね。
こういう人が一人でも居ると本当に日本語が通じない場所のわくわくに少しだけ着いている不安が払拭される物です。
『ぶっちゃけフィリピンってどんな人いるのよ特集③』実は家族が病気で…?あるある洗礼?注意喚起。
これはフィリピンの学校の先生にというよりは、タクシードライバーや、街中で日本人に近寄ってくる人の中に多いというか…そういうのを考えておいて欲しくて書きます。
APSEでの留学であれば先生一家がすべてサポートして下さいますが、注意して欲しいのはそういうサポートが無いエリアに一人で行ったりとか、出張でどこかに行ったとか、そういうときですかね。
アンヘレスからマニラ近辺の友人宅に行ったとき。バスから友人宅エリアには珍しくタクシーで行ったのですが、割と対応に問題がなさそうなドライバーをGETしたので、(当時はUberもアプリもなかった)帰る時も使おうかなと携帯番号をGET。向こうは携帯で直接呼ぶのでこれでいいかと思うが、400ペソと言われ疑問を感じるも、友人宅で下車したのでまあ良いかと思う。
⇒帰りに呼んでも来ない。
⇒別の日に「家族が倒れて病気になったから数千ペソ欲しい」
⇒…¥「私も家族が倒れて日本に帰るからバイバイ」
そういえば、「今日はお客さんが少なくて、俺の財布はすっからかんだよ」と言って空の財布を見せてきたんだよねというと、現地友人は「実際の財布は別のポケットにあるわよ」「そうだよね…」
私もそうですけども、なんでもかんでも日本人は真面目に受け止めてしまうことがあります。良いことなのですが、ふ~~んこういう人もいるのねと思っておいて下さい。日本みたいに安全が多くを占めている国は少ないのですから…。
『ぶっちゃけフィリピンってどんな人いるのよ特集④』マジで面倒見良しオカンタイプ←APSEですね。
フィリピン人は(大主語)、女性が強くて、肝っ玉オカンが大量発生している。
これは声を大にして言いたいのですが、本当に街中のオカンが強い。なんだったら、おばあちゃん(イマ)がもっと強い。
あぁ…APSEに行きたくなってきたわ…APSEにも肝っ玉オカンである代表が居ますけども、お祖母様であるイマが最強に良い味出しているんですよ。関西のおばちゃんみたいな感じですね。
どうしてこういう状況が発生しているのか…私なりに聞いてみた。
フィリピンでドゥテルテ政権以降にはかなり縮小されているのかなというグレーいやブラックな良くないお仕事に打ち込んでしまい酩酊状態のオッサンが多い中、やっぱりアタイがしっかりしないといけないのよね!という肝っ玉オカン、強いお嫁さんタイプが結構いるんです。
街中でブチ切れる女子を良くアジア圏で見かけることはあると思いますが、結構恐い。ガチで強い。
そのキレまくった喧嘩の後にどうしたんだと聞いたこともあるし、何人かの先生に聞くとだいたい「どうしようもない旦那に変わって私がしっかりしないと」と、口々に言うのである…。
すごいですよね…喧嘩が終わるとちゃんとラブラブに戻りながら、彼女から奥さんへ進化し、関西系おばちゃんになっていくんですよね。
だからこそ面倒見が良いし、かといってぐいぐい来すぎるわけでもない。本当に心底生徒さんのお母さんになっている気がする。私が滞在した北部だけのご当地問題なのかなと思うことも多かったですが、フィリピン肝っ玉オカンタイプは全島に分布しているのでは無いかと思うほど遭遇率は大きい。
そして底抜けに明るく、一人一人との出会いを大事にしてくれるのである。
フィリピン留学や、ビジネス出張でこういう人に出会えたらもう鬼に金棒だと思っている。(APSEにもいる!)
『ぶっちゃけフィリピンってどんな人いるのよ特集⑤』大家族、父親がギャンブルで俺が稼がないといけないのよ長男タイプ
先ほどの肝っ玉オカンの並びに近い分類なのですが、フィリピンは本当に兄弟が多い。沢山居る。
そしてやはりどうしょうもないオトンも多い。なので、先ほどの肝っ玉母さんがそこまで強くない場合…だいたい長男がしっかりするのですが、その長男が恐ろしいほどよく働く。
学校の先生で働くのはまだ小さい妹をしっかり見ることが出来るし、お母さんの病院にいけるからと。時間的な自由があるのは理解出来るが、めちゃくちゃ眠そうで訳をきくと、夜中はオンライン英会話の先生をして家計を助けていると…そして朝は町内の配達?を少し手伝ってから学校に出勤するのだと言っていた。
恐ろしいほど家族を大切にするフィリピン。しっかりものの、大家族お兄ちゃんがここにもいるのです。
勉強も出来るのに、良い大学には自ら遠慮し、兄弟のためにオカンを助ける。
若い頃の苦労は買ってでも…という言葉は昨今の幸せボケをしている私を含めた日本人には聞かなくなった物ですが、フィリピンでは今でもこういう兄弟、家族構成は良く聞きます。
日本もフィリピンも政治が…と大主語のお話は難しいけれども、こういった苦労をされているフィリピン人の先生や友人をみると、そうだ、自分も出来ることから頑張ってみようでは無いかと、自分の中にある物差しがシュッと伸び、真面目に働く皆さんと同じまっすぐに近づけるのでは無いかと思う。
日本では見なくなった「大家族、大兄弟であるがゆえのしっかり長男」。お金やありきたりの友情では無くて、今ある自分をそのまま肯定してくれる、そして強い信念を自分も持とうと自然と促してくれる友人は本当に宝物のようでもあります。
まとめ『ぶっちゃけフィリピンってどんな人いるのよ特集』
いかがでしたか…?
当たり前ですが、此処には書き切れないほどのパーソナリティが、もちろんどの国にもある。
数え切れないほどのフィリピンの皆さんがいる…。
勿論十人十色ですから、ご理解頂いていると思いますが、日本では見なくなったけど、フィリピンで頑張る皆さん、よく先生達にいるであろうという性質と、フィリピン留学で出くわす人達をまとめて書いてみました。
言い換えてみれば遠く離れた日本で、今でも私が覚えている人達です。アジアの洗礼の教訓になった人も居ればフィリピンって暖かいんですよねと思い出すような人達ばかり。
こんな人達にあえて、ああいう思い出もあったなと思えること、大切じゃないかなとおもいます。
どうかフィリピン留学で皆さまが良い人達…個性の強い人達と笑ってすごせますように。