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【最新版】フィリピン留学の費用・10年前と現在を徹底解説

「フィリピン留学は安い」って、よく聞きますよね。
留学を考えたことがある人なら、一度は目にしたことがあると思います。
しかし最近は、ニュースでも日常でも「物価が上がった」という話が多く、フィリピンも例外じゃありません。
「昔は安かったけど、今はどうなの?」
「10年前と比べて、どれくらい費用が変わったの?」
こんな疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、10年前と比較しながら最新のフィリピン留学費用について解説していきます。
なぜフィリピン留学は「安い」と言われてきた?

フィリピン留学は、ずっと「英語留学の中では安い」というイメージを持たれてきました。
それにはいくつか理由があります。
学費が抑えられていた
フィリピン留学の大きな特徴といえば、マンツーマン授業が多いことです。
1対1で英語を教えてもらえる授業は、日本や欧米ではかなり高額になりがちですよね。
ですがフィリピンでは、以前から
-
英語講師の人件費が比較的低かった
-
1人の先生が1日に多くの授業を担当できた
といった理由があり、マンツーマン授業でも学費を抑えることができていました。
そのため、「授業時間は多いのに、料金はそこまで高くない」という、留学初心者にとってはかなり魅力的な環境ができていたんです。
学費・寮・食事がセット&追加費用が少なかった
もうひとつ大きかったのが、料金の分かりやすさです。
多くのフィリピンの語学学校では、
-
授業料
-
学生寮
-
1日3食
が、最初からセットになっていました。
欧米留学だと、
-
学費はいくら
-
家賃はいくら
-
食費はいくら
と、あとから細かくお金がかかることも多いですが、フィリピン留学は、「この金額を払えば、生活費もだいたい含まれている」という安心感がありました。
結果として、予算オーバーしにくい留学先として選ばれやすかったんですね。
物価が安かった
10年以上前のフィリピンは、今と比べると物価が安い国でした。
-
ローカル食堂での食事
-
交通費
-
日用品
どれも日本よりかなり安く、留学生が現地でたくさんお金を使う場面は、あまり多くなかったんです。
「授業と寮生活が中心で、そもそも出費が少ない」という点も、留学費用が抑えられていた理由のひとつです。
円高の時代だった
そして、もうひとつ見逃せないのが為替(円高)です。
10年以上前は、今よりも日本円の価値が高い時代でした。
同じ金額をドルやペソに換えても、日本円で見ると安く感じることができたんですね。
フィリピン留学が「安い」と言われてきた理由は、
-
マンツーマン授業でも学費が抑えられていた
-
寮・食事込みで料金が分かりやすかった
-
物価が安く、生活費がかかりにくかった
-
円高の時代だった
この4つが大きなポイントです。
10年前のフィリピン留学費用

「昔のフィリピン留学は安かった」とよく言われますが、実際、いくらくらいだったのでしょうか。
10年前の学費相場
まずは、語学学校に支払う基本的な費用です。
10年前の語学学校の料金表や、当時の留学エージェントの情報をまとめると、フィリピン留学の学費相場は、だいたいこのくらいでした。
-
1ヶ月:12万〜18万円前後
-
3ヶ月:35万〜45万円前後
今と比べると、「え、寮と食事まで入ってこの値段?」と感じる人も多いと思います。
「追加費用」が少なかった
10年前のフィリピン留学が「安い」と感じられやすかった理由のひとつが、追加費用が少なかったことです。
もちろん、
-
ビザ延長費
-
電気代
-
洗濯代
など、細かい支払いはありましたが、それでも大きな出費になるケースは少なく、「最初に聞いていた金額と、実際に払う金額が大きくズレない」という安心感がありました。
この点も、初めて留学する人にとってはかなり大きなメリットだったんですね。
物価はどれくらい安かった?
次に、現地での生活費に関わる「物価」です。
10年前のフィリピンは、今と比べると、かなり物価が低い国でした。
当時の留学生の感覚としては、
-
ローカル食堂での食事:1食100〜150円ほど
-
ジープニーなどの交通費:数十円〜100円前後
-
ミネラルウォーター:数十円
といった感じです。
毎日の生活の中で、生活費をかなり抑えやすい環境でした。
「1ペソ」はいくらだったの?
ここで、為替についても確認しておきましょう。
10年前(2014年ごろ)の為替レートは、1ペソ=約2.3〜2.5円前後でした。
これを日本円に直すと、
-
100ペソ → 約230〜250円
-
1,000ペソ → 約2,300〜2,500円
という感覚です。
今と比べると、同じペソ金額でも、日本円では安く感じる状況だったことが分かります。
円高で負担が小さかった
もうひとつ大事なのが、語学学校の料金がドル建てで決められていることです。
10年前の為替をざっくり見ると、
-
1ドル=100〜110円前後
でした。
たとえば、1,500ドルの留学費用があった場合、
-
日本円:約15万〜16万円
という計算になります。
今の為替と比べると、この差はかなり大きいですよね。
ここまでの話を整理すると、10年前のフィリピン留学は、
-
学費:1ヶ月 12万〜18万円
-
生活費:外食・交通費がかなり安い
-
為替:
-
1ペソ=約2.3〜2.5円
-
1ドル=100円台
-
という条件がそろっていました。
だから当時は、「フィリピン留学はとにかく安い」と言われていたんですね。
留学費用はどれくらい上がったのか?

「最近のフィリピン留学って、実際いくらくらいかかるの?」という疑問にお答えしていきます。
10年前と同じように、学費・物価・為替の3つに分けて見ていきます。
今のフィリピン留学の学費は?
まずは、語学学校に支払う基本の費用です。
現在(2024〜2025年ごろ)の語学学校の料金表や、留学エージェントが出している通常価格を見ると、フィリピン留学の学費相場は、だいたい次のようになっています。
-
1ヶ月:20万〜30万円前後
-
3ヶ月:60万〜80万円前後
10年前は1ヶ月12万〜18万円だったので、1ヶ月あたり5万〜10万円ほど上がっていると考えると分かりやすいです。
「一気に倍になった」というほどではありませんが、確実に値上がりしているのは事実です。
学費が上がった理由
学費が上がった理由は、ひとつではありません。
主な理由としては、
-
英語講師やスタッフの人件費が上がった
-
電気代や水道代など、学校運営コストが増えた
-
校舎や寮の設備を新しくする学校が増えた
といった点が挙げられます。
特に最近は、エアコンやWi-Fiなどの設備面を重視する留学生も多く、その分、学校側のコストも増えています。
今のフィリピンの物価
次に、生活費に関わる「物価」を見てみましょう。
今のフィリピンは、「安い国」というイメージだけで考えると、少しギャップを感じるかもしれません。
たとえば、
-
ローカル食堂:1食200〜300円前後
-
ショッピングモールのレストラン:日本と近い価格帯
-
カフェ:1杯400〜600円ほどすることも
10年前と比べると、外食費ははっきり上がっています。
日用品についても、「日本より少し安いかな?」くらいの感覚になることが増えました。
今の為替1ペソ・1ドルは?
次に、為替です。
現在のレートを見ると、
-
1ペソ=約2.5〜2.7円前後
-
1ドル=140円台以上
となっています。
ペソだけを見ると、10年前(2.3〜2.5円)と大きく変わらないように見えますが、問題はドル建て料金です。
円安で、どれくらい負担が増えた?
多くの語学学校では、学費がドル建てで設定されています。
たとえば、1,500ドルの留学費用があった場合、
-
10年前(1ドル=100円):約15万円
-
今(1ドル=140円):約21万円
同じ内容でも、約6万円の差が出ます。
これが3ヶ月、6ヶ月と続くと、差はさらに大きくなります。
「内容は同じなのに、前より高く感じる」という声が増えた理由は、この円安の影響がかなり大きいんですね。
生活費も合わせるとどうなる?
今のフィリピン留学では、
-
学費が上がっている
-
生活費も上がっている
-
円安で日本円ベースの負担が増えている
という3つが重なっています。
そのため、「昔の感覚のまま予算を考えると、足りなくなる」というケースも出てきています。
ここまでの内容を整理すると、今のフィリピン留学は、
-
学費:1ヶ月 20万〜30万円前後
-
物価:外食・日用品ともに上昇
-
為替:
-
1ペソ=約2.5〜2.7円
-
1ドル=140円台以上
-
という状況です。
つまり、10年前より確実にお金はかかっています。
| 項目 | 10年前(2014〜2016年頃) | 現在(2024〜2025年頃) | 欧米留学 |
| 学費+滞在費 | 12万〜18万円 | 20万〜30万円 | 40万〜60万円以上 |
| 滞在形態 | 学生寮(学校内・近隣) | 学生寮(個室増加) | ホームステイ・シェア |
| 食事 | 1日3食込みが主流 | 1日3食込みが多い | 基本的に別途 |
| 授業形式 | マンツーマン中心 | マンツーマン中心 | グループ授業中心 |
| 授業時間 | 約150〜180時間/月 | 約150〜180時間/月 | 約60〜80時間/月 |
フィリピン留学は本当に安い?他国と比較

ここまで読んで、「確かに高くなってるのは分かったけど、今はもう、フィリピン留学を選ぶ意味はないの?」そんなふうに感じた人もいるかもしれません。
そこで最後に、他の代表的な留学先と数字で比べてみたいと思います。
アメリカ・カナダ留学と比べると?
まずは、よく比較されるアメリカ・カナダの語学留学です。
一般的な相場を見ると、1ヶ月あたりの費用は、
-
学費+滞在費:40万〜60万円以上
-
食費・交通費を含めると:50万円を超えることも多い
というケースが少なくありません。
一方、フィリピン留学は、
-
学費+寮+1日3食込みで:20万〜30万円前後
同じ「1ヶ月の語学留学」でも、20万〜30万円ほど差が出る計算になります。
「高くなった」とはいえ、金額そのものは、まだ半分近いんですね。
授業時間の差
もうひとつ大事なのが、英語を使う時間の量です。
フィリピン留学では、
-
1日6〜8コマ
-
マンツーマン授業が中心
という学校が多く、1ヶ月で見ると、150〜180時間前後の授業になることも珍しくありません。
一方、欧米留学では、
-
1日3〜4時間程度
-
グループ授業が中心
というケースが多く、1ヶ月60〜80時間前後が一般的です。
同じ1ヶ月でも、英語に触れる時間が倍以上違うということもあります。
「費用に対して何が得られるか」
ここまでを整理すると、今のフィリピン留学は、
-
昔ほどの「激安」ではない
-
でも、欧米留学と比べると、まだ費用は低い
-
さらに、授業時間はかなり多い
という立ち位置です。
つまり、お金をかけずに留学する場所ではなく、お金に対して、英語を使う量が多い留学先と考えると、かなりしっくりくるのではないでしょうか。
それでもフィリピン留学が選ばれている理由
今でもフィリピン留学を選ぶ人が多いのは、
-
短期間で英語漬けになりたい
-
グループ授業だけだと不安
-
できるだけ授業量を確保したい
といったニーズがあるからです。
「安いから」ではなく、目的に合っているから選ばれているというケースが増えているんですね。
まとめ

10年前と今を比べてみると、フィリピン留学の費用は、確実に上がっていることが分かります。
10年前(2014〜2016年ごろ)は、
-
1ヶ月の学費が12万〜18万円ほど
-
物価も低く、生活費がほとんどかからない
-
円高で、為替の面でも負担が小さい
という条件がそろっていて、「誰が見ても安い留学先」だったのは事実です。
一方、今は、
-
1ヶ月の学費は20万〜30万円前後
-
外食や日用品の物価も上昇
-
円安の影響で、日本円ベースの負担が増加
と、昔と同じ感覚で考えると「思ったより高い」と感じやすい状況になっています。
ただ、それでもフィリピン留学は、アメリカやカナダなどの欧米留学と比べると、費用そのものはまだ抑えられているのが現実です。
さらに、マンツーマン授業が中心で、1ヶ月あたりの授業時間が多いという特徴を考えると、今のフィリピン留学は、「とにかく安い留学」ではなく、費用に対して、英語を使う量が多い留学という位置づけに変わってきています。
だからこそ、「安いって聞いたから行く」ではなく、今の相場を知ったうえで、自分の目的に合っているかを考えることが大切です。
この記事が、フィリピン留学を検討する判断材料になれば嬉しいです。



