本日の為替レート
Exchange Rate USD: 金, 13 12月.
未成年者・15歳未満・子供のフィリピン単身留学するための準備!<親子留学のすすめ>
英語教育が活発化する中、子供向けのフィリピン留学の人気が高まってきています。
この記事を読んでいる方の中には、お子様の留学を考えているものの、「子供単独で留学させることはできる?必要な手続きは?」「子供単独で留学をさせるのが不安」「準備に必要なことが分からない」などのお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで、こちらの記事では、フィリピンへお子様を留学させたい方向けに、単独で留学するために必要な準備・注意すべきことなどの基本情報をご紹介します。
お子様のフィリピン留学を検討される方の参考にしてください。
Contents
子供のフィリピン単身留学のメリット
フィリピン単身留学とは、お子様が親御さんの付き添いなしで、ひとりで留学することです。
まずは、単身留学のメリットを紹介します!
▍メリット(1)英語力を身につけることができる
グローバル化が進む中、 吸収力がより高いと言われる子供のうちに実践的な英語力を身につけることができます。留学経験の後、海外の学校へ進学するなど、選択肢も広がります。
▍メリット(2)国際感覚を身につけることができる
異文化に触れることで多様性を肌で感じることができ、日本以外の国際感覚を早い段階で身につけることができます。子供の考え方や価値観をつくる経験となり、将来の可能性も広がります。
▍メリット(3)自立や自主性を育てる経験ができる
親御さんのいない環境に身を置くことで、自立につながる経験ができます。
自主性を伸ばす教育を行う海外で、英語力以外の自主性や自立心を養うこともできるのもメリットのひとつです。
▍メリット(4)コミュニケーションスキルの習得ができる
国を超えた多くの友人との関わりがあるため、コミュニケーションスキルの向上にもつながります。
▍メリット(5)食事や洗濯・掃除付きのプランで日常生活も安心
フィリピン留学の場合、食事や洗濯などもセットになっている留学プランも多いため、お子様の現地での生活も安心です。
▍メリット(6)日本からの距離も近く、初めての留学におすすめ
フィリピンは、日本からの距離も近いため、欧米国への留学と比べると、お子様の初めての留学におすすめです!
子供のフィリピン単身留学のデメリット
メリットも多くありますが、もちろん人によってはデメリットとなることもあります。
▍デメリット(1)長期留学の場合、お子様にとってハードルが高い
親御さんから離れての生活となるため、長期になればなるほど、お子様にとってハードルが高くなるかもしれません。
▍デメリット(2)ホームシックになってしまう可能性がある
お子様にもよりますが、留学の環境になれず、ホームシックになってしまう可能性もあります。
▍デメリット(3)治安や安全面で不安が残る
日本と比べると、治安や安全面が不安になる方もいるかと思います。学校のサポートや環境をしっかり確認する必要があります。
▍デメリット(4)英語を忘れてしまうのも早い!帰国後の学習継続がカギ
子供は吸収力も高いですが、帰国後、全く英語に触れないと、せっかく覚えた英語も忘れてしまいます。。帰国後の学習を継続できるかがカギになります。
子供のフィリピン単身留学に必要な英語レベルは?
フィリピン単身留学をさせるのに、現時点での英語レベルはどのくらいあればよい?と心配される方もいるかもしれませんが、英語が全くできないというお子様でも問題ありません。
初心者向けのプランも多く、フィリピン留学は初めての留学に最適です。
マンツーマン授業もあるため、お子様の英語レベルやスピードに合わせて、学習することができます。
【💡おすすめ】
全く英語ができない!という方も、英語に慣れるためにも、出発前にあいさつ程度の簡単な英会話を勉強しておくと安心です。小さなお子様には、歌や絵本を使った学習がおすすめです!楽しみながら英語を取り入れていくことが大切です。
【年齢別】未成年のフィリピン単身留学に必要な準備とは
続いて、未成年のフィリピン留学に必要な準備について、年齢別に紹介します。
フィリピンでは、18歳未満が未成年となりますが、15歳未満と15歳以上では、単身留学に必要な手続きが異なるので注意が必要です。
年齢 | Authorization Letter(承認書) | WEG(Waiver of Exclusion Ground)申請 |
---|---|---|
小学生(5歳以上)〜中学生以下(15歳未満) | 必要 | 必要 |
高校生(15歳以上〜18歳未満) | 必要 | 不要 |
なおフィリピンでは18歳以上が成人のため、18歳以上は大人と同じ扱いになります。
※フィリピン入国の時点で18歳になっている場合は、成人とみなされます。
● Authorization Letter(承認書)の提出方法は?
「Authorization Letter」とは、渡航する未成年者に対し、未成年者の保護者が、フィリピン側で隔離やPCR検査をすることを許可する承認書のことです。
フィリピン留学の語学学校の責任者に委任することを明記した書類を、入国時にフィリピン政府に提出する必要があります。
【提出方法】
(1)「Authorization Letter」は、各学校指定のものが用意されているため、まずは学校へ確認
(2)学校指定のフォーマットを印刷して記入
(3)当日必ず持参する
※Authorization Letterにサインした保護者のパスポートコピーが必要になります。
(保護者の方のパスポートの有効期限も忘れずに確認しましょう)
● WEG申請の方法は?
「WEG(Waiver of Exclusion Ground)」とは、15歳未満の未成年者が、単身または親御さんの付き添いなしにフィリピンへ渡航する場合に必要な申請です。
【申請に必要な書類】
必要な書類 | 必要部数 | 補足 |
---|---|---|
扶養・保証の同意宣誓供述書 (Affidavit of Support and Guarantee with Consent) | 原本1部+コピー1部 | 両親のどちらかが署名(離婚している場合は、親権者が署名) 【指定フォーム】扶養・保証の同意宣誓供述書 |
WEG申請書 | 原本1部+コピー1部 | 左側の署名欄は両親又は親権者のどちらか、右側の“CONFORME”の署名欄は付き添う大人が署名をすること 【指定フォーム】WEG申請用紙 |
子供の証明写真 | 2枚 | パスポートサイズ:4.5cm X 3.5cm |
子供の有効なパスポートのコピー | 2枚 | |
同行者の有効なパスポートのコピー | 2枚 | |
供述書にサインをした親のパスポート | 原本提示+コピー2枚 | 写真のページ |
子供の出生証明書 | 原本1部+コピー1枚 | ● フィリピンで出生した子供:NSO発行の出生証明書 ● 日本で出生し、当大使館に出生届が出されている子供:当大使館発行の出生届 ● 日本で出生し、当大使館に出生届が出されていない子供:戸籍謄本。 この場合は英訳を2部ご用意ください。英訳用紙は窓口で取得するか、もしくは大使館ホームページからダウンロードが必要です |
※全ての書類はA4サイズで提出する必要があります。
【申請の流れ】
(1)申請に必要な書類を準備する
(2)フィリピン大使館にて申請を行う
ー 書類を提出する
ー 手数料の支払い(約6,500円)
(3)書類を受け取る
ー 大使館で直接受け取るか、郵送での受け取りか選択できます
(4)「受け取った書類」と「WEG申請費用」を持って留学へ出発する
(5)入国手続きの際に、書類提出とWEG申請費用の支払いを行う
ー 入国審査の際に、「WEG書類」を提出
ー 「WEG申請費用(約7,000円)」の支払い
(6)入国!
【⚠最新の情報は、必ずフィリピン大使館のホームページを確認してください】
参考:WEG申請に必要な「扶養•保証の同意宣誓供述書」の認証ガイドライン|フィリピン共和国大使館
● その他
上記に加えて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応に伴い必要な書類があります。
【⚠詳細は、在フィリピン日本国大使館のホームページにて確認してください】
参考:フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について(その214)|在フィリピン日本国大使館
【費用面】未成年のフィリピン単身留学と大人留学の違い
フィリピン留学の費用は、地域や学校、プランによって様々です。
ここでは、大人の留学と比べて、異なる点(追加となる費用)を紹介します。
● WEG申請費用(15歳未満の場合)
(1)申請費:3,120ペソ(約7,000円)
(2)認証料金:US$25、照合料金:US$25(合計約6,500円)
● 子供サポートの費用(学校により異なる)
WEG申請のサポートや、留学中のお子様の様子を写真付きで報告してもらえるサービス、空港への付き添い、その他、現地での生活のサポートなど、学校によってサポートは異なりますが、追加で費用がかかる場合があります。
未成年のフィリピン単身留学における学校の管理体制やサポートは?
単身留学で、現地での生活が安全か・安心できる環境かは一番重要なポイントです。
地域や学校によって異なるため、ご希望が叶えられるかなど、地域や学校選びの際によく確認するようにしましょう!
● 基本的に語学学校は比較的治安が安全な場所にある
日本に比べると、外出の際に注意が必要な地域もありますが、24時間体制で警備が実施されたり、監視カメラがしっかり設置されている学校もあるため、安心して生活できる学校がほとんどです。
事前に地域や学校が本当に安全なのか?は相談しながら決めることをおすすめします!
● 食事や洗濯・掃除などのサポート
学校やプランにより異なりますが、基本的にフィリピン留学では、食事や洗濯・掃除などのサポート付きのプランがほとんどです。
その他、お金の管理や就寝時間の管理など、単身留学向けのサポートを行っている学校もあるため、現地での生活に困らない、サポートが充実している学校を選択するようにしましょう。
【💡サポート内容の例】
🔵 WEG申請手続きのサポート
🔵 空港への付き添い
🔵 1日3食の食事付き
🔵 洗濯や掃除などのサポート
🔵 お金の管理
🔵 就寝時間の管理
🔵 体調の管理
🔵 留学中のお子様の様子を写真付きで報告
🔵 携帯電話の管理
🔵 24時間体制でのサポート
🔵 週末の外出サポート(買い物など)
🔵 外出の際の軽食や交通費のサポート
🔵 現地での支払手続きの代行
🔵 授業のチェック
🔵 緊急時の連絡サポート
子供のフィリピン留学のおすすめ<親子留学>
ここまで、未成年のお子様がフィリピンに単身留学するための方法をご紹介しました。
単身留学は可能ではあるものの、事前の手続きはもちろんですが、お子様ひとりでフィリピンへ入国することに不安があるという方もいるかもしれません。
そのような方には、入国する際に親御さんも一緒に行くこと、さらにお子様が過ごす学校や生活環境を確認するためにも、数日間は現地に一緒に滞在するなど「親子留学」という方法をおすすめします!渡航費や滞在費は負担が大きくなりますが、より安心した留学が実現できます!
【💡親子留学のおすすめポイント】
🔵 親御さんも一緒なので安心して留学ができる
🔵 親子で一緒に英語を学べる
🔵 観光も一緒に楽しむことができる
🔵 WEG申請・Authorization Letterなど事前の準備不要
APSEでは、実際に「親子留学」をされたご家族もいらっしゃいます。
興味をお持ちいただけましたら、ぜひ体験談も参考にしてください。
▶【親子留学・体験談】フィリピン授業参観・ホームステイ・マンツーマンレッスンプラン
最後に
ここまで、子供のフィリピン単身留学についてご紹介しました!
お子様の留学には、単身留学の他にも親子留学という選択肢もあるため、
お子様の状況やご希望に合わせて、安心して留学できるよう、じっくり調べて検討してみてくださいね。
お子様にとって良い経験となるよう願っております✨