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投稿日:2017年3月17日/更新日:2024年4月1日

フィリピンの治安

危険地域を知ろう!

フィリピンの治安まとめ

渡比前にはフィリピンの危険度レベルを知って自身のするべき行動を再確認しよう!
MOFA/外務省海外安全ホームページの危険・スポット・広域情報を見てみると世界の危険な地域を知ることができます。
▽こちらの画像は外務省海外安全ホームページの引用です。

MOFA/外務省海外安全ホームページ

アフリカ大陸や中東に退避勧告を意味するレベル4の国々が多く見られます。
このように国・地域別の海外安全情報を見ると世界には渡航中止勧告退避勧告が出されている国が多くあります。

危険情報レベルは4段階に分かれ
それぞれの安全対策目安は下記のようになってます。

レベル1: 「十分注意してください。」
その国・地域への渡航、滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。
レベル2: 「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」
その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
レベル3: 「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」
その国・地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)
レベル4: 「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」
その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国・地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。

フィリピンの治安はどうなの!?


フィリピン留学を考えている方はどうしても現地フィリピンの治安は気になることだと思います。
全く気にならないという方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、自分が滞在される国の情報ですから知っていて損はありません。むしろ知っておいて欲しい情報です。

mofa/外務省海外安全ホームページ

画像を見て分かるようにフィリピン全体が黄色のレベル1、一部がレベル2もしくはレベル3に指定されてます。
フィリピン留学で人気のあるセブが位置するビサヤ地域、首都マニラAPSEのあるターラックが位置するルソン島もレベル1です。
そこで、このレベル1と指定されている地域はどのくらい危険なのでしょう。

私たちの住む日本と比較するのが一番わかりやすいと思いますが、日本と言っても繁華街や閑静な住宅地とでは大きな違いがありますし、大都市と過疎化した村とでも犯罪率は違ってきますので一概にどことくらべて安全であるとか、危険であるとは、言えないのですが、フィリピン国家警察(The Philippine National Police)通称PNPが発表した2015年の全国犯罪統計によれば、犯罪発生件数総計は約68万件を記録しています。重大犯罪発生件数は201,013件であり、そのうち窃盗が全体の41%、傷害・暴行が25%、強盗が16%を占めます。このうち、殺人事件発生件数は9,646件、強盗事件発生件数は31,741件となっており、日本と比較すると、殺人事件発生件数は日本の約10倍、強盗事件発生件数は日本の約13倍となっています。
この数字が示すように日本の治安が良いのは明らかです。

何を基準に安全か安全ではないかを考えるべきか。

Q1、フィリピンは命にかかわるような事件に巻き込まれる可能性がある国なのか?
残念ながら2015年の統計から見た日本との比較では約10倍の殺人発生件数です。
Q2、銃規制が厳しい国か?
フィリピンでは一般人でも警察に届け出を出せば銃を所持することは可能です。よって日本とは比べものにならないほど銃器は出回っていると考えられるます。
Q3、殺人やレイプなどが横行している地域はあるか?
地域によっての特質はわかりませんが、2015年のフィリピン国家警察の発表によれば強姦発生事件件数は、10,298件となっており、これは、日本での発生件数の約9倍になります。
Q4、女性が一人で夜道を歩いても安全か?
夜道を歩くだけに関わらず、深夜に女性一人でジプニーやトライシクルに乗ることも避けた方が良いでしょう。
深夜、仕事から帰宅する為に独りでジプニーに乗り、普段するようにスマートホンを見ていたのですが、同乗していた男性2人組に目を付けられ、スマートホンを脅し取られたという話や、深夜トライシクルに乗った際に知らない場所に連れて行かれレイプされてしまったという事件も聞いたことがあります。
男性も美人局の様な犯罪に巻き込まれることがありますので注意が必要です。自分がしっかりしていれば未然に防ぐことが可能な犯罪ですので怪しい誘いには十分注意してください。
Q5、スリやひったくりはいるか?
観光地やショッピングモールなど人が多く集まる場所では、スリや置き引きには注意してください。
ストリートチルドレンに囲まれお金をせがまれ、注意が子供達にいっている隙に財布やバッグ、スマートホン等が盗まれるケースもあります。
Q6、ドラッグに関連した犯罪に巻き込まれないか?
外国人観光客を陥れようと狙っている犯罪グループもいますので、街で声を掛けられた場合に軽はずみにドラッグに興味があるような素振りをするのは避けてください。

リアルストーリー

フィリピン人先生から聞いた話しですが、
ある日、留学生として来ている生徒がセブのスーパーで買い物をしている時に 片言の日本語を話すフィリピン人婦人がにこやかに近づいてきました。そしてその婦人が日本人の彼女に「私は日本語が読めないので読んで下さい」と言って、一切れの紙を見せてきたそうです、日本語の読めない婦人に代わって読んであげると、その紙には「どこそこに来るように」と書いてあったのです。すると婦人は指定された場所に一緒に来て欲しいと言ってきたのです。結局その彼女は親切心から婦人と一緒に付いていき、指定された家をノックすると、中からは数人の男が出てきて彼女を取り囲み、バッグや財布を置いて行けと脅してきたのです。
たまたま格闘技をしていた彼女はとっさの機転で、相手を蹴り上げ隙を見て逃げ出すことに成功したそうですが、一歩間違えば大変な事件に巻き込まれてしまうところでした。

彼女はフィリピン留学は実りも多くとても素晴らしい体験だったのに、この恐い体験のせいでフィリピン留学自体が嫌な思い出になってしまったと話していたそうです。
親切そうに日本語で話しかけてくる人すべてが悪い人ではないと思いますし、親切心からしてしまう善意の行動を責めることはできませんが、このように親しげに日本語で話しかけてきた人に関わり犯罪に巻き込まれるケースが多く報告されているのも事実です。どんなに信用できそうな人だとしても街中で急に話しかけてくるような人を信じ付いていくような行動は控えるようにしてください。

まとめとして

フィリピンは日本と比べて10倍の以上の犯罪発生件数だから、フィリピンに行けば必ず犯罪に巻き込まれると言うことではありません、今までも多くの方がフィリピン留学を経験し、無事日本に帰国し、満足する結果を得て自分の将来の為に役立てている方はたくさんいます。
本当に危険か危険じゃないかは自分の振る舞いに関わってくることであり、しっかりと自己管理をすることで大抵のことは未然に防げるでしょう。もちろん日本と同じように過ごしていても問題ない場合が殆どではありますが、「自分は海外に来ている」「外務省海外安全ホームページの示す危険情報レベルがレベル1の国に居る」ということをいつでも頭に入れて行動することを心掛けてください。脅かすわけではありませんが最終的に自分の身を守るのは自分です。

ちなみに、レベル2レベル3とされている地域に留学することはないと思いますが、この地域はイスラム系反政府武装組織による無差別爆弾テロ事件、身代金目的の誘拐事件等が発生していますので興味本位で近づくようなことは控えてください。

フィリピンの治安2017
過去から現在、そして未来へ
2015年と比較した2016年の犯罪率

PNPは2016年7月にこのような発表をしました。
「犯罪件数が2015年7月は17,105だったのに対して、2016年7月には11,800という数字が報告されました、この数字をふまえてフィリピンの犯罪率は2015年と比べて31パーセントも減少した。」と発表しています。
これはドゥテルテ大統領就任、そして彼の行った政策(麻薬撲滅戦争)が大きな効果をもたらしている結果です。
留学しようとしているフィリピンが安全な国へと変化していると考えれば嬉しいニュースです。

アンチドラッグキャンペーン(anti-drug campaign)によって、レイプや人殺し、強盗、窃盗、車泥棒、暴力事件など犯罪全般が減少していると言われています。

このキャンペーンには大きく分けて二つのことが実施されています。
1つはプロジェクトトクハン(Project Tokhang)、これは警察が一つ一つの家を周り疑わしき人物に直接、薬への関与を辞めさせるように説得するものです。
さらに、ドラッグの元締めを徹底的に取り締まる作戦がプロジェクトHVT(Project HVT(High Value Targets))です。
この二つの作戦は”Oplan Double Barrel”と呼ばれています。

日本に伝わってくるニュースではドゥテルテ大統領の麻薬撲滅戦争によってドラッグに関与した人間は殺され、今までに数千人が殺されているという報道を耳にしますが、実際は殺される人よりも更生の為に警察に降伏する人の方が多いとロナルド・デラローサ(Ronald de la Rosa)PNP長官は言われてます。
ただ、警察官と麻薬犯罪者との攻防の末に麻薬犯罪者が撃たれ多くの人間が死んでいるのも事実です。

フィリピンで実施されている麻薬撲滅運動に関して個人的な意見は控えますが、とにかく全体的に犯罪発生率が下がりフィリピン全土の治安が良くなることは喜ばしいことです。
2017年早々にマニラや学校の在るターラックに滞在していましたが、以前と比べて治安が良くなったと肌で感じることができました。今後もこの良い傾向が続きさらに安心して過ごせる留学先となることを願います。

学校周辺の治安などに関してはこちら▽をご覧ください。
学校周辺の環境の変化 in 2017

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記事の内容の一部(画像含む)はMOFA/外務省海外安全ホームページ・CNN Philippinesからの引用です。
MOFA/外務省海外安全ホームページ⇒http://www.anzen.mofa.go.jp/

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