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投稿日:2025年5月1日/更新日:2025年4月29日

2025年版フィリピン入国の事前準備「eTravel」の登録手順・記入方法

フィリピン政府は入国管理の効率化とセキュリティ強化のため、すべての渡航者に「eTravel」システムへの事前登録を義務付けています。

この記事では、2025年最新のeTravel登録方法を日本語で翻訳しながら、分かりやすく解説します。

eTravel(イートラベル)とは?

eTravel(イートラベル)とは、フィリピンへ渡航を予定している人が、事前に渡航情報や健康状態を申告するWebシステムです。

Pilippine Travel Information Systemで通称eTravelと言います。

それまでは「eARRIVAL CARD」という名称でしたが、これが「eTravel」に置きかえられました。

フィリピンに入国予定の人が、フィリピン政府に対して渡航情報や健康状態を事前に申告するためのもので、フライト前にこのシステムに登録する必要があります。

このシステムは、2022年12月にフィリピン政府が導入しました。

eTravelは出発予定日の72時間から登録が可能です。

登録にかかる時間は約10分~15分程度です。また、登録に費用はかからずすべて無料で行うことができます。

eTravel登録の基本情報は以下です。

  • 登録タイミング: フィリピン到着の72時間前から可能
  • 必須対象者: すべての外国人旅行者(観光・ビジネス問わず)
  • 公式サイト: https://etravel.gov.ph
  • 利用料: 無料
  • 必要言語: 英語(日本語対応なし。翻訳機能を使えば、日本語に変換可能)

ブラウザ版「eTravel」かアプリ版「eGovPH」どちらがいい?

eTravelは、ブラウザ版とアプリ版があります。

どちらで登録しても大丈夫ですが旅行客・留学生は、ブラウザ版の登録がおすすめです。

何度かフィリピンに渡航される予定の方は、アプリ版「eGov PH」で登録すると今後の手続きが楽です。

今回の記事では、ブラウザ版の登録方法について、紹介します。

eTravel登録手順

eTravelは以下の手順で登録していきます。

1つずつ解説していくので、一緒にやっていきましょう!

  1. フィリピン到着の72時間前(3日前)から、eTravelへの登録が可能
  2. アカウントを作成して、必要項目を記入
  3. 税関申告のオンライン申請
  4. 申請が終わったらQRコードを発行
  5. QRコードをスマホで保存
  6. フィリピンの空港到着時にQRコードを提示
  7. 入国完了

フィリピン入国前に必要なeTravel登録について、フィリピン入国管理局より、料金を徴収する詐欺サイトの注意喚起が出されていますので、eTravelを登録される際、登録サイトが正規のものか、もしくは信頼できる旅行代理店による登録代行サービスか、ご注意ください。

在フィリピン日本国大使館

eTravelへの登録は、渡航72時間からの申請が可能です。

出発直前だと、万が一登録に手間取った場合、飛行機に乗り遅れる可能性もありますので、余裕を持って登録手続きを行いましょう。

アカウント作成

公式サイト「フィリピン旅行情報システム」にアクセスし、アカウントを作成します。

既にアカウントをお持ちの方はログインしてください。

パソコンで登録する場合は、翻訳機能で日本語表記にすることもできます。

英語表記が不安の方は、翻訳して登録の手続きを進めましょう!

1.「アカウントを作成する」ボタンを押す。

 

2.メールアドレスを入力する。

3.メールアドレスに届いたワンタイムパスワードを入力。

4.パスワードを作成。

パスワードは、12文字以上で、大文字、小文字、数字、記号をそれぞれ1つ以上含める必要があります。

これでアカウント作成は完了です。

個人情報の入力

続いて個人情報の入力に進みます。

ログイン後、個人情報を入力します。

入力項目は、氏名、性別、生年月日、国籍、パスポート番号、パスポートの発行日と有効期限、現住所、電話番号などです。

パスポートに記載されている氏名と完全に一致するように入力してください。

項目 入力する内容
Take a photo or upload a file 写真をアップロードまたは取る
Philippine Passport Holder フィリピンのパスポートを持ってる人
Foreign Pauuport Holder 日本のパスポートを持っている人
First Name 名前を入力(例:TAROU)
Middle Name ミドルネームを入力(ない場合は空欄で可)
Last Name 苗字を入力(例:YAMADA)
Suffix 敬称。特になければ空欄で可
Sex 性別を入力する(男性:Male 女性:Female)
Birth Date yyyy/mm/dd形式で生年月日を入力
Mobile Number 携帯番号を入力。日本は「+81」。携帯番号の1桁目は入力しません。(例:+81-80-1234-5678)
Citizenship 国籍を入力(例:Japanese)
Country of Birth 生まれた国を入力(Japan)
Passport lssued Country パスポートが発行された国を入力(例:Japan)
Paspport lssued Date パスポートが発行された日を入力(例:月/日/西暦)
Occupation 職業を入力

学生の場合はstudent/Minorを選択

会社員の場合はBusinessmanを選択

Occupatipnの例

Agriculture(農業) Airline Crew(航空機乗組員)
Clerical/Sales(事務/販売) Diplomat(外交官)
Domestic Helper(家事手伝い) Entertainer(エンターテイナー)
Housewife(専業主婦) Military/Goverment Personal(軍/政府関係者)
Professional/Technical/Administrative(専門職/技術職/管理職) Retired/Pensioner(退職者/年金受給者)
Seaman(船員) Student/Minor(学生/未成年)
Unemployed(無職) Worker/Laborer(労働者)

すべての記入を終えたら「Next」を押して、次に進みましょう。

続いて居住地を入力します。

項目 入力する内容
Country 住んでいる国を入力
No./Bldg./City/State/Province 住所を入力

建物番号・建物名・市町村・都道府県の順番で入力

例:東京都〇〇区〇町1丁目10番5号 〇〇ビル2F-C

Adress Line 2 基本的に入力は不要

入力できたら確定「Submit(提出する)」します。

修正があれば、「Previous(前へ戻る)」で前のページに戻れます。

旅行情報の入力

続いて、旅行情報を入力します。

到着予定日、到着予定空港、航空会社名と便名、フィリピンでの滞在先住所、滞在期間などを入力します。

項目 入力する内容
For Me(Current User) 自分(現在のユーザー)であれば選択
For Other(Family Member) 他・家族などであれば選択

(家族留学でお子様の情報を代理で入力する場合などに選択)

AIR 飛行機
SEA 船舶
Arrival/Entering the Philippines 到着/フィリピンに入国する場合に選択
Departure/Leaving the Philippines 出発/フィリピンを出国する場合に選択

続いて、詳細な航空券の情報を入力します。

船舶の場合は画面が異なりますが入力する情報はほぼ同じです。

項目 入力する内容
Travel Details – Philippine Arrival(via AIR) 旅行情報を入力

観光や語学学校での留学の場合:Holiday/Pleasure/Vacation

※studyを選択すると、「学生ビザ」に関わるので語学留学の場合は注意が必要です。

観光や留学目的の航空機による渡航の場合:AIRCRAFT PASSENGERを選択

Flight information 航空会社名、便名を入力
Origin 出発国、出発空港、出発日を入力
With Transit(Connecting Fligt)? トランジット(経由便)がある場合は選択し、必要な項目を入力(直行便の場合は空欄)
Destination 到着空港、到着日を入力
Destination upon arrival in the Philippines 目的/滞在先を入力

語学留学の場合はHotelを選択し、語学学校名を記入すればOK

航空機の書き方の例

航空会社名 フィリピン航空(Pilippine Airlines)

セブパシフィック航空(Cebu Pacific)

全日本空輸(All Nippon Airways)

日本航空(Japan Airlines)

エアアジア(AirAsia Berhad)

チェジュ航空(Jeju Air)

ジェットスタージャパン(Jetstar Japan)

ジップエア―(Zipair)

大韓航空(Korean Air)

便名 フィリピン航空(例:PR○○○)

セブパシフィック航空(例:5J○○○)

全日本空輸(例:NH○○○)

日本航空(例:JL○○○)

エアアジア(例:Z○○○)

チェジュ航空(例:7C○○○)

ジェットスタージャパン(例:JQ○○○)

ジップエア―(例:ZG○○○)

大韓航空(例:KE○○○)

健康状態の入力

健康状態に関する質問に回答します。

2023年7月22日以降、フィリピンへの渡航時に新型コロナウイルスに関する検査及びワクチン接種証明書は必要なくなりました。

項目 入力する内容
Country(ies)worked,visited and transited in the last 30 days(optional) 過去30日間に働いた国、訪れた国、通過した国。

該当がある場合:国を選択する

Have you had any history of exposure to a person who is sick or known to have communicable/infectious disease in the past 30 days prior to travel? 過去30日間(渡航前)に、伝染病、感染症にかかったことがありますか?

該当しない場合はNoを選択する

Have you been sick in the past 30 days? 過去30日以内に病気になりましたか?

該当しない場合はNoを選択する

病気の例

Symptoms Colds(風邪)

Cough(咳)

Diarrhea(下痢)

Dizziness(めまい)

Fever(発熱)

Headach(頭痛)

Loss of appetite(食欲不振)

Loss of smell(嗅覚障害)

Loss of taste(味覚障害)

Muscle Pain(筋肉痛)

Nausea(吐き気)

Rashes,vesicles or blisters(発疹、小水疱、水疱)

Sore throat(のどの痛み)

 

税関申告の入力

2024年5月10日以降、オンライン税関申告は、eTravelの中に組み込まれました。

次の画面では、主に手荷物や持ち込み品について注意事項が書かれています。

確認して、申告する手荷物や通貨物がある場合は「Yes」、ない場合は「No」を選択。

一般的には「No」を選択します。

手荷物の申告翻訳

すべての人および手荷物は、いつでも検査の対象となる(CMTA第222条および第223条)。

外国から輸入されるすべての物品(フィリピンから輸出された物品を含む)は、特に免除される場合を除き、関税および租税の対象となる(CMTA第104条)。

10,000フィリピンペソ以下の物品を持ち込む旅行者は(CMTA第423条)、関税、消費税を支払う必要はない。

すべてのフィリピン市民は、年に3回まで、個人の持ち物や家財道具を送ったり持ち込んだりする際に、後継価値が15万ペソ(PHP150,000.00)を超えない限り、関税および税金の免除を受ける権利があります。ただし、その物品が商業的な量でないこと、または交換、販売、賃借を目的としたものでないことを条件とする。

各旅行者は、関税および付加価値税が免除され、2リームのタバコ、または50本の葉巻、または250グラムのパイプ用タバコ、そして合計価値が10,000ペソ(PHP10,000.00)以下の酒2本までを持ち込む権利があります。

関税対象商品を申告しない場合、旅行者は商品の装着時コストに基づいた関税と税金に加えて、商品の陸揚げ価格の30%の追加料金を支払う必要があります(CMTA第1404条)。

以下の商品は禁止されています。

・ネガまたは映画フィルム、写真、版画、石版画、オブジェ、絵画、図面、その他わいせつな表現物、不道徳的な性質を有する文書。または印刷物

・フィリピン政府に対する反逆、反乱、暴動、扇動を擁護する資料

・妊娠中絶器具

・粗悪品または不当表示された食品または医薬品

・偽造物(バッグ、靴など)

全部または一部が金、銀、その他の貴金属または合金で製造された商品で、刻印、ブランド、またはマークが金属または合金の実際の純度を示していないもの。

旅行者は、以下のいずれかを持ち込む場合に申告すること。

・50,000ペソを超えるフィリピン通貨および/またはフィリピン通貨証書(小切手、銀行、手形など)

・10,000米ドルを超える外貨および/または外国通貨、またはその等価物

・賭博道具

・個人で使用する量を超える化粧品、スキンケア製品、サプリメント、医薬品など

・モルヒネ、マリファナ、アヘン、ケシ、合成麻薬などの危険ドラッグ

・銃器、弾薬、爆発物

・アルコールおよび/またはタバコ製品

・食料品、果物、野菜、生きた動物(肉、卵など)、海産物、水産物、植物および/またはその製品および副産物

・個人使用のための数量を超える携帯電話、携帯型無線機、無線通信機器、および同様の機器

・火葬骨(遺灰)、人間の臓器または組織

・宝石、金、貴金属、宝石類

・上記以外の物品

通貨申告に関する注意の翻訳

フィリピンに現地通貨および外国通貨を持ち込み、またはフィリピンから持ち出す者は、以下の場合に限り、税関申告書を用いて全額を申告する必要がある:

A)フィリピンの法廷通貨である紙幣、硬貨、小切手、為替手形、その他フィリピンで営業している銀行に対してペソで振り出された為替手形で、50,000PHPの限度額を超えるもの

B)USD10,000の基準額を超える外貨およびその他の外貨建無記名式金融商品、またはほかの外貨での同等額

フィリピンの法廷通貨である紙幣、硬貨、小切手、為替、その他の為替手形を50,000.00ペソを超える金額で国境をこえて送金する場合は、事前にBangko ng Pilipinas(BSP)の書面による承認が必要です。

ただし、BSPは、以下の目的に限り、PHP50,000.00を超える現地通貨の海外送金を認めています。

a)貸幣計数機の設定、テスト、校正

b)貸幣学(貸幣の収集、研究)

c)(主に金融教育やセキュリティ対策を目的とした)通貨知識を高める目的、行為

申告しなかった場合、または虚偽の申告をした場合は、共和国法第10863号または税関近代化・関税法に基づき、通貨およびその他の金融商品の物理的な国境を越えた移転に関するBSPの規制に関連して、通貨の没収および刑事訴追などの制裁措置の対象となる。

続行することにより、上記の情報を読み、理解したことを確認します。

申告する手荷物や通貨はありますか?

続いて、同伴家族と手荷物の個数を記入します。

項目 入力内容
Accompanied family members 同伴の家族情報を18歳未満、18歳以上に分けて人数を記入。
No. of Baggage 荷物をチェックイン、機内持ち込みに分けて個数を入力。
First time visiting Philippines? 初めてのフィリピン渡航の場合は、Yes、2回目以上はNoを選択する。

最後に、電子署名を記載します。

日本語表記、英語表記どちらでも大丈夫です。

次の画面では、「同伴家族人数が正しいか」のメッセージが出ます。

入力した同伴家族の人数に間違いがなければYesを選択します。

すべての情報を入力し、確認画面で内容に誤りがないことを確認後、「Submit」ボタンをクリックします。

QRコードの取得

登録が完了すると、QRコードが表示されます。

このQRコードをスクリーンショットで保存するか、印刷して保管してください。

フィリピン入国時に、このQRコードを提示する必要があるためです。

登録した情報を確認、変更したい場合は、ログイン後アカウント管理ページから確認(VIEW)、修正(EDIT)ができます。

eTravelの登録方法については、フィリピン政府eTravel公式ウェブサイトもご確認ください。

「eTravel」に関するよくある質問

「eTravel」に関するよくある質問を、Q&A形式で紹介します。

Q:いつ、どこで登録すればいいですか?

A:出発の72時間前から登録が可能です。公式サイト(https://etravel.gov.ph)にアクセスして、必要事項を入力してください。登録後はQRコードが発行されますので、スクショや印刷して持参すると安心です。

Q:お金はかかりますか?

A:無料です!登録にお金は一切かかりません。もし支払いを求められたら、それは偽サイトの可能性があるので注意してくださいね!

Q:英語が苦手でも登録できますか?

A:はい、大丈夫です!登録画面はとてもシンプルで、Google翻訳を使えば日本語でも進められます。また、日本語で解説してくれているブログやYouTubeもたくさんあるので安心してください。

Q:紙に書く必要はありますか?

A:基本的にスマホで見せるQRコードでOKです。ただし、スマホの充電が切れることもあるので、念のため印刷して持っておくと安心ですよ。

Q:QRコードを忘れたらどうなりますか?

A:万が一QRコードを提示できない場合でも、空港で再登録または確認されることがありますが、かなり時間がかかる可能性があります。トラブルを避けるためにも、スクショ&印刷のダブル対策がオススメです。

Q:間違って登録した場合はどうすればいい?

A:eTravelの内容を間違えてしまった場合は、再登録が可能です!もう一度新しく登録すれば、最新のQRコードが発行されます。古いQRコードは使わないようにしましょう。

Q:帰国時にもeTravelは必要ですか?

A:いいえ、eTravelはフィリピン入国用のシステムなので、日本への帰国時には不要です。ただし、フィリピンから他国へ移動する場合は、その国の入国条件を事前にチェックしておくと安心です。

Q:子どももeTravelに登録が必要ですか?

A:はい、全ての渡航者(子どもや赤ちゃんも含む)にeTravelの登録が必要です。ただし、18歳未満の子どもは、保護者が代わりに登録する形になります。

以上で、eTravelの入力方法の説明は終了です。

すべてが英語表記なので難しく感じてしまうかもしれませんが、手順に沿って進めば誰でもスムーズに入力できますよ!

 

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