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フィリピンの夏はいつ?日本と違う気候に注意!~フィリピン留学に役立つ情報~
「フィリピンって常夏の国って聞くけど、夏っていつなの?」
初めてフィリピンに行く方の中には、そんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか?
実は、フィリピンの「夏」は日本とちょっと時期がズレていたり、気温や湿度の感じ方も違っていたりします。
特に、これからフィリピンに留学を考えている方にとって、現地の気候を知っておくことはとても大切。
気候に合った服装や持ち物を準備しておけば、勉強に集中できますし、体調も崩しにくくなります。
この記事では、フィリピンの「夏」の時期や気候の特徴、日本との違い、そして留学中に気をつけたいポイントをわかりやすくご紹介していきます。
知らないと損する、ちょっとした気候のギャップもお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください!
Contents
フィリピンの気候と季節
フィリピンは、日本と違って四季がなく、「乾季」と「雨季」の2つの季節に分かれています。
この違いを知っておくと、留学のタイミングや服装の選び方がぐんと楽になりますよ。
フィリピンの基本的な季節分け
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乾季(12月〜5月ごろ)
雨が少なく、カラッとした晴天が続く気持ちのいい季節。観光や語学留学に人気のシーズンです。 -
雨季(6月〜11月ごろ)
毎日のようにスコール(突然の激しい雨)が降りますが、長時間続くことは少なく、晴れ間もあります。気温は高めで蒸し暑いことも。
実はフィリピンでは、3月〜5月が「夏(summer)」とされていて、一番暑い時期なんです。
これは日本の感覚とはちょっとズレていますよね。
日本の「夏」とどう違うの?
日本では、6月に梅雨が始まり、7月〜8月が夏のピークという感覚。
でもフィリピンでは、6月から雨季が始まるので、「夏=6〜8月」とは考えられていません。
そのため、「日本の夏休み時期(7〜8月)」にフィリピンに行くと、現地ではすでに雨季に突入している、というわけなんです。
ただ、雨季といっても日本のようにジトジトと雨が続くわけではなく、日中は晴れていて、夕方にスコールが降る…といった感じ。
「雨季だから行かない方がいい」とは一概に言えません。
地域によって違う気候も
さらにややこしいのが、地域によって気候の感じ方が大きく違うということ。
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セブやマニラなど南部・中部エリア:典型的な乾季・雨季のサイクル
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バギオ(高地エリア):年中涼しく、雨も多め。避暑地として人気
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ダバオ(南の都市):年間を通して雨が少なく、比較的安定した気候
同じフィリピンでも、場所によって「夏の過ごしやすさ」が違うんですね。
「フィリピンの夏」は旅行や留学に向いている?
「夏=フィリピンに行くベストタイミング!」と考える方も多いかもしれませんが、実はフィリピンの夏(3月〜5月)は日本のように“快適”とは限らないんです。
ここでは、フィリピンの“夏”の実際の気候や、旅行・留学との相性についてお話しします。
3〜5月は「本当の夏」だけど…
フィリピンでは、3月〜5月がいわゆる「本格的な夏」。
この時期は乾季の終盤にあたり、一年の中で最も気温が高くなる季節です。
日中は35℃を超えることもあり、屋外に長時間いると熱中症になってしまうほど。
現地の人たちも、日中の外出はできるだけ避けるようにしているんです。
とくに都市部(セブ・マニラなど)は暑さと湿気が強め。
日本の真夏と似ているようで、日差しの強さは段違いです。
観光には人気の時期!
一方で、雨の少ないこの季節は観光にぴったり!
海がキレイに見えるような晴れが続くので、ビーチやリゾートを満喫したい人には理想的なタイミングです。
そのため、春休みの短期留学や、旅行を兼ねた社会人の語学研修に選ばれることも多いんですよ。
ただ、日差しが本当に強いので、紫外線対策や水分補給はマスト!
帽子やサングラス、日焼け止めは忘れずに持参しましょう。
日本の夏(7〜8月)は「雨季」だけど意外とアリ?
一方、日本の夏休みにあたる7月〜8月は、フィリピンでは雨季に入っています。
「雨季=ずっと雨」と思われがちですが、実際はそうでもなく、
スコール(短時間の大雨)が1日1〜2回降る程度で、あとは晴れている日も多いんです。
特に午前中は晴れていて、午後にスコールがあることが多いので、午前に授業、午後に自由時間という語学留学スタイルには意外とマッチします。
また、雨季だからこそ観光客が減って航空券が安くなる傾向もあるので、費用を抑えて留学したい方にはむしろ狙い目かもしれません。
日本の夏との違いにびっくり!
フィリピンも日本も「暑い夏」がある国ですが、実際に現地に行ってみると「あれ?思ってたのと違う!」という気候の違いを感じる人も多いんです。
ここでは、日本の夏とフィリピンの夏を比べて、どんな違いがあるのかを詳しく見ていきましょう!
気温は同じくらいでも“暑さの感じ方”が違う!
日本の夏も35℃近くになることがありますが、フィリピンもそれと同じくらい…
あるいはそれ以上の暑さを感じることがあります。
とくに3〜5月の乾季の終盤は、日差しがジリジリと肌に刺さるような感覚。
フィリピンは赤道に近いため、太陽の位置が高く、紫外線の強さが日本よりかなり上なんです。
「同じ35℃でもフィリピンのほうが体感的に暑い」と感じる人も多いのはそのためです。
湿度は日本よりマシ?
「東南アジア=湿度が高い」というイメージがあるかもしれませんが、意外なことに、フィリピンの乾季は日本よりも湿度が低めで、カラッとしている日も多いです。
そのため、朝晩は風が気持ちよくて過ごしやすいことも。
一方で、雨季になると一気に湿度が上がり、日本の梅雨のようなジメジメ感が増してくるので、時期によって感じ方は変わります。
室内は冷えすぎ注意!?
もうひとつ日本との大きな違いが、冷房の強さ。
フィリピンの語学学校やショッピングモール、レストランでは、驚くほど冷房が効いていることが多いんです!
外との温度差が激しく、「暑さより室内の寒さで体調を崩した」という人もいるほど。
長時間の教室滞在ではカーディガンや羽織り物が必須アイテムになります。
日焼け止めは日本の倍使ってちょうどいい
紫外線量が強いフィリピンでは、日焼け止めは現地でも購入できますが、肌に合わないことも。
日本製の日焼け止めを多めに持参するのが安心です。
とくに海やプールに行く予定がある方は、ウォータープルーフのものを選びましょう。
気候の違いは、現地での体調や快適さに直結します。
「暑い=全部同じ」と思わずに、気温・湿度・紫外線の違いを意識することで、フィリピンでの生活がぐっと快適になりますよ。
夏にフィリピン留学する人が知っておくべきポイント
フィリピンの夏は、日本とは違った特徴がいろいろありますよね。
でも、ちょっとした準備と工夫をすれば、暑さや湿度の中でも快適に過ごすことができます!
ここでは、実際に夏に留学した人たちの体験談もふまえて、「これだけは押さえておきたい」ポイントをまとめていきます。
持っていくと安心な持ち物リスト
暑さ・雨・冷房対策をしっかりしておくことで、現地での不便さや体調トラブルを防げます!
- 日焼け止め(日本製を多めに)
- 帽子やサングラス
- 折りたたみ傘 or レインコート(スコール対策)
- 羽織りもの(室内の冷房対策)
- 虫よけスプレー(蚊の多い地域では必須)
- 日本の常備薬(腹痛・頭痛・風邪など)
特に薬やスキンケア用品は、日本で使い慣れたものを持っていくのが安心です◎
体調管理は「冷え」と「水分補給」がカギ!
暑い中でも意外と多いのが、室内の冷えによる風邪やお腹の不調。
日本よりもエアコンが強めなので、授業中や食事中に体が冷え切ってしまうことも。
また、スコールのあとなどは気温が急に下がることもあるので、体温調節できる服装がとっても大事です。
さらに、暑さでたくさん汗をかく分、水分とミネラルの補給も忘れずに!
スポーツドリンクや塩分タブレットを持っておくと便利ですよ。
実際の体験談:「最初の1週間がしんどかった…」
はじめてのフィリピン留学で、7月に渡航した大学生のAさんはこんなことを話していました。
「外は暑いのに、教室はクーラーでめちゃくちゃ寒い。気温差でお腹を壊して、授業に集中できなかったんです。日本の夏の服装しか持っていかなかったことを後悔しました。」
これは実は、よくあるお話です。
慣れない気候と生活リズムで、最初の1週間は体がついていかないことも多いんですよね。
生活リズムは「朝型」がおすすめ!
フィリピンの語学学校では、朝8時ごろから授業が始まり、午後に終わるスタイルが一般的。
しかも、午前中のほうが天気が安定していてスコールの心配も少ないんです。
そのため、朝の時間をしっかり活用して、午後は自習や観光にあてる生活リズムが◎
夜遅くまで活動するよりも、健康的で効率の良い留学ライフが送れますよ。
しっかり準備すれば、暑さも雨も味方にできます。
自分の体と相談しながら、フィリピンの夏をうまく楽しんでくださいね!
滞在エリア別・夏の過ごしやすさ比較
フィリピンとひとことで言っても、地域によって「夏の過ごしやすさ」はかなり違います。
気温や湿度、雨の量、街の雰囲気など、留学先のエリアによって快適さは大きく変わるんですよ。
ここでは、人気の語学留学エリアを中心に、夏におすすめのポイントを比べてみましょう!
セブ島:人気No.1だけど、夏はちょっと蒸し暑い
フィリピン留学といえば定番のセブ島。
観光・リゾート地としても人気がありますが、夏(3月〜5月)はかなり蒸し暑いのが特徴。
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気温:30〜35℃前後、湿度高め
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雨季(6月〜8月)もスコール程度で晴れ間あり
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海やアクティビティが豊富で、週末も楽しめる
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冷房が強く効いた施設が多いので寒暖差に注意
夏でもにぎやかに楽しみたい人、リゾート気分を味わいたい人におすすめ!
バギオ:避暑地として人気!夏でも涼しくて快適
バギオは標高1500mほどの高地にあるため、夏でも涼しく、過ごしやすいのが大きな魅力。
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気温:20〜26℃前後と年中通して涼しい
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湿気も少なめで快適
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雨は多め(特に7月〜9月)だけど、日中は晴れることも
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勉強に集中しやすい静かな環境
暑さが苦手な方、集中して勉強したい方にぴったり!
クラーク:天候が安定しやすく、マニラに近くて便利
マニラから北にあるクラークは、台風の影響が少なく、年間を通じて気候が安定しています。
湿度も他エリアに比べて低めで、比較的過ごしやすい夏が特徴です。
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気温:28〜33℃、日差しは強め
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雨季でもスコールの時間は短め
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治安が良く、落ち着いた雰囲気のエリア
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空港が近く、交通の便も◎
暑さに少し強い方・生活のしやすさを重視したい方におすすめ!
ダバオ:南国らしさ満点で、雨が少なめの穴場エリア
フィリピン南部のダバオは、治安がよく、物価も安めで穴場と言われる留学先。
雨季でも雨が少なく、夏場の気候も安定しています。
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気温:30〜33℃、湿度は少し高め
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雨季でも晴れの日が多い
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地元の人がフレンドリーでのんびりした雰囲気
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日本人が少なく英語環境にどっぷり浸かれる
ローカルな体験をしたい人、のびのび学びたい人にぴったり!
どのエリアにもそれぞれ魅力があり、自分の性格や留学スタイルに合った場所を選ぶのが大切です。
気候だけでなく、街の雰囲気や学校の特色もあわせて比較してみるといいですね。
【まとめ】フィリピンの夏を味方にして、快適な留学に!
いかがでしたか?
日本とフィリピンでは「夏」の感じ方が大きく違い、気温や湿度、過ごし方までギャップがあります。
だからこそ事前に気候の特徴を知っておくだけで、夏の留学もぐんと快適になるんです!
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フィリピンでは3〜5月が「夏」とされている
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日本の夏休みにあたる7〜8月は雨季だけど、スコール中心で意外と過ごしやすい
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地域によって気候は大きく異なり、自分に合った留学先選びが大切
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持ち物や体調管理のポイントを押さえておけば、暑さや冷房対策もバッチリ!
初めてのフィリピンでも、きちんと準備していけば大丈夫。
夏の気候を味方につけて、あなたらしい留学ライフを楽しんでくださいね!