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『英語力ゼロでも大丈夫』はウソ?フィリピン留学で失敗する人の共通点とは?

「英語がまったく話せないけど、留学しても大丈夫かな?」
そんな不安、誰でも一度は感じると思います。
ネットやSNSではよく「英語力ゼロでもOK!」と書かれていますよね。
でも、実際に留学してみると「思っていたのと違った」と感じる人も少なくありません。
“英語力ゼロでも大丈夫”という言葉には、実は本当の意味があるんです。
この記事では、フィリピン留学で失敗してしまう人の共通点、そして“英語が苦手でも成功する人の考え方”を、私自身の経験を交えながらお伝えします。
読んだあとには、「完璧じゃなくても大丈夫。だけど、少しの準備で留学はもっと楽しくなる」と思えるはずです!
Contents
「英語力ゼロでも大丈夫」という言葉の“本当の意味”

「英語力ゼロでも大丈夫」
結論から話すと、これは間違いではありません。
フィリピンの語学学校は、英語初心者にとても優しい環境が整っています。
授業はマンツーマン形式が多く、先生が生徒のレベルに合わせてゆっくり話してくれるので、英語が苦手な人でもついていけます。
ただし、“大丈夫”という言葉には落とし穴も…
それは、「何もしなくても大丈夫」という意味ではないということ。
実際、英語にまったく触れないまま行くと、
・先生の指示が分からない
・授業中に何を話せばいいか分からない
・現地生活でちょっとした会話に困る
といった“つまずき”が出てきます。
一方で、ほんの少しでも準備をして行く人は、スタートがずっとスムーズ。
たとえば、出発前に簡単なあいさつや自己紹介を練習しておくだけで、初日の緊張感が全然違います。
「英語力ゼロでも大丈夫」はこういう意味
・フィリピン留学は、初心者でも学べる環境が整っている
・でも、“少しの準備”がある人ほど伸びやすく、楽しみやすい
・「ゼロでも大丈夫=ゼロのままでいい」ではない
英語が苦手な人ほど、現地での成長スピードは早いです。
なぜなら、毎日が「挑戦の連続」だから。
最初は何も話せなくても、少しずつ伝わるようになっていく過程こそ、留学の醍醐味なんです!
英語力ゼロで留学して“失敗した”と感じる人の共通点

「英語力ゼロでも大丈夫」と言われて出発したものの、実際に現地で「思ってたより難しい」と感じる人は少なくありません。
中には、「私、留学向いてなかったかも…」と落ち込んでしまう人も。
でも、それは“能力が低い”からではなく、ちょっとした思い込みや準備不足が原因なんです。
ここでは、英語力ゼロで留学して「失敗した」と感じやすい人の特徴を3つ紹介します。
共通点①:受け身の姿勢で授業を受けてしまう
「先生が全部教えてくれるだろう」と思っていると、なかなか自分の成長を感じられないかもしれません。
フィリピンの授業はマンツーマン中心なので、先生はあなたのペースに合わせてくれますが、自分から話しかけないと会話の練習になりにくいんです。
たとえば、質問が分からないときに「わからない」と言えず黙ってしまう人。
先生は「理解できている」と思って、どんどん進めてしまうこともあります。
私は、聞き返す一言も分からなかったので、何十分も沈黙してしまったという苦い経験があります…
なので、「Sorry, can you say that again?」の一言を言えるだけでも、授業の質がグッと上がりますよ!
共通点②:間違えるのが恥ずかしくて話さない
「間違えたら笑われそう」「発音が変だったらどうしよう」
そんな気持ちは、誰にでもあります。
でも、フィリピン人の先生たちは本当に優しくて、“間違える勇気”を大事にしてくれる人たちです。
実際、私も最初のころは間違えるのが恥ずかしくて言葉が出てきませんでした。
日本で英会話教室に通ってから留学したので、「これで大丈夫!」と思っていたんです。
でも、現地に着いて最初の授業で大ショック。
私の英語が全然通じないし、先生の英語も聞き取れなかったんです。
理由は“発音の違い”。
日本では「アイ・キャン(I can)」と習っていたのに、フィリピンでは「アイ・カン」と発音されていました。
最初は「何を言ってるのかわからない!」と焦り、会話が全く進まなかったんです。
そのとき痛感したのは、完璧な文法よりも、耳を慣らすこと・柔軟に受け止めることが大事だということ。
「通じない=失敗」ではなく、「通じるまで工夫すればいい」と気持ちを切り替えてから、少しずつコミュニケーションが楽しくなりました。
共通点③:日本人同士で固まりすぎる
留学先では、日本人同士で仲良くなることも多いです。
もちろん、それ自体は悪いことではありません。
でも、気づけば一日中日本語で過ごしていた。
そんな人も少なくありません。
せっかく英語を話すチャンスがあるのに、日本語の安心感に逃げてしまう。
この状態が続くと、「思ったほど英語が伸びなかった…」という結果になりがちです。
とはいえ、「じゃあ外国人の友達ばかり作れ」という話ではありません。
大事なのは、1日のうち少しでも英語を使う時間を自分でつくること。
たとえば、「今日はカフェで注文を英語で言ってみよう」「授業で3回は質問してみよう」など、ちょっとした目標を決めるだけで、英語を使う量が増えます。
「失敗」は悪いことじゃない
ここまで紹介した3つの共通点、実は誰にでも当てはまる可能性があります。
私も最初は全部経験しました。
でも、留学中に気づいて少しずつ修正していけば、ちゃんと成長できます。
“失敗”というより、“改善ポイントに気づくチャンス”。
完璧に話せる必要なんてありません。
失敗を恐れずに一歩ずつ進めば、気づいたときには「ちゃんと通じてる!」という感動が待っていますよ!
成功する人の特徴:英語力より大切な“マインド”

実はフィリピン留学で本当に伸びる人は、英語が得意な人ではなく、自分から動ける人。
これは私が実際に現地で見てきて、心から感じたことです。
英語の文法や単語を完璧に覚えている人よりも、「とりあえず話してみよう!」と笑顔で挑戦する人のほうが、圧倒的に上達が早いんです。
成功する人の共通点①:間違いを恐れない
英語の勉強をしていると、「正しい文法で話さなきゃ」と思ってしまいがち。
でも、現地の先生たちは“正しいかどうか”より、“伝えようとしているか”を見てくれるんです。
「間違えるのが恥ずかしい」から「伝えようとするのが楽しい」に気持ちが変わる瞬間があります。
その一歩が、英語を話す自信につながりました。
成功する人の共通点②:分からないことをその場で聞く
授業中に先生の言葉が分からなくても、そのままにせず「もう一度言ってください」と聞き返せる人。
実は、これがすごく大事!
「先生に悪いかも…」と思って黙ってしまうと、分からないまま授業が進んでしまいます。
でも勇気を出して「Can you say that again, please?」と聞くと、先生は丁寧に言い直してくれます。
この小さな積み重ねが、リスニング力を確実に伸ばしてくれるんです。
英語力の差は、「知識」ではなく「質問する勇気」で決まる。
そう感じる瞬間が何度もありました。
成功する人の共通点③:小さな進歩を楽しめる
「まだ聞き取れない」「単語が出てこない」と落ち込む日もあります。
でも、昨日より少しでも「伝わった!」という実感があれば、それは立派な進歩です。
私も最初の1週間は聞き取れない単語ばかりで、自信を失いかけました。
けれど、2週間目に先生が私の話を理解して笑ってくれた瞬間、「あ、今通じた!」と胸が熱くなったんです。
この“小さな成功体験”が、次の日のモチベーションになりました。
完璧を目指すより、「今日は昨日より一文多く話せた」で十分。
その繰り返しが、自分でも驚くほどの成長につながります。
「できる」より「やってみる」
フィリピン留学では、英語力のスタートラインは人それぞれです。
でも、どんな人でも“やってみる”という行動を積み重ねれば、必ず成長します。
「通じないから恥ずかしい」ではなく、「通じなかったけど、もう一度言えた自分を褒めよう」くらいの気持ちでOK。
できない自分を責めず、挑戦する自分を認める。
それが、英語を話せるようになる一番の近道だと思います。
英語力ゼロからでも留学を成功させる準備法

「英語ができないから不安…」
そんな人にこそ伝えたいのが、出発前のほんの少しの準備で、留学はぐっとスムーズになるということです。
私も最初は「現地に行ってから学べばいいや」と思っていました。
でも、実際に行ってみて痛感したのは、“英語を話す前に戸惑う時間”を減らすだけで、自信が全然違うということ。
ここでは、英語初心者の方でもすぐにできる準備を、ステップごとに紹介します。
ステップ①:中学英語を少しだけ復習する
まずは難しい単語より、中学レベルの文法と基本表現を軽く復習しておきましょう。
特に、以下のポイントだけ押さえておくと安心です↓
-
be動詞(I am / You are など)
-
一般動詞の使い方(I like / I want / I need など)
-
時制(現在・過去・未来)
-
疑問文の作り方(Do you~? / Can you~?)
この4つをざっくり思い出すだけで、授業中の理解度が大きく変わります。
「何を言ってるか全然わからない…」という不安を、かなり減らせますよ。
ステップ②:日常英会話フレーズを10個だけ覚える
「全部覚えなきゃ」と思う必要はありません。
まずは“生きるための英語”を10個だけ!
これが意外と心強いです。
たとえば↓
-
Hello! How are you?(こんにちは!元気?)
-
Can you say that again?(もう一度言ってもらえますか?)
-
How much is this?(これはいくらですか?)
-
I don’t understand.(わかりません)
-
Can I have this, please?(これをください)
-
I’m sorry.(ごめんなさい)
-
Thank you!(ありがとう!)
-
Where is the bathroom?(トイレはどこですか?)
-
I’m full.(おなかいっぱいです)
-
I’m okay.(大丈夫です)
この10個が使えるだけで、現地の生活がぐっとラクになります。
実際に口に出して練習しておくと、最初の1週間を自信をもって過ごせますよ。
ステップ③:翻訳アプリや辞書を使いこなす
英語力ゼロでも心強い味方が、翻訳アプリ(Google翻訳など)。
私も授業中にわからない単語を調べるのに何度も使いました。
先生に「Wait a moment!」と言ってアプリで調べるだけでも、会話がスムーズに続きます。
最近は、カメラで文字を読み取って翻訳してくれる機能もあるので、レストランのメニューなども怖くありません。
テクノロジーをうまく使うのも、立派な“準備”のひとつです。
ステップ④:留学の目的をひとつ決めておく
“なんとなく英語を勉強したい”よりも、「自分の中で小さな目標を決める」と、やる気が続きます。
たとえば↓
・「1か月後には自己紹介をスムーズに言えるようにする」
・「カフェで英語で注文できるようになる」
・「1日1回、先生に質問してみる」
このように具体的なゴールがあると、モチベーションが保ちやすく、日々の成長も実感できます。
ステップ⑤:心の準備をしておく
そして最後に大事なのは、“完璧を求めすぎない心の準備”です。
どんなに練習しても、最初は通じないことがあります。
でもそれは、できていないからではなく、「挑戦している証拠」。
失敗を恐れず、「今日は一言でも話せたらOK!」くらいの気持ちでいきましょう。
小さな一歩の積み重ねが、やがて「英語で話すことが楽しい!」につながります。
準備は“量”より“気持ち”
出発前にやるべきことは、山ほどあるように見えます。
でも本当に大事なのは、「どうせ無理」と思わないこと。
英語力ゼロでも、少しの準備と前向きな気持ちさえあれば、留学は必ず成功します。
「完璧じゃなくてもいい」「間違えてもいい」
その気持ちで挑戦できる人こそ、留学を最後まで笑顔で楽しめる人です!
まとめ:「英語力ゼロでも大丈夫」は本当。

「英語力ゼロでも大丈夫」という言葉は、決してウソではありません。
ただしその本当の意味は、“何も準備しなくていい”ということではなく、「完璧じゃなくても挑戦できる」というメッセージなんです。
私自身、出発前に英会話教室で勉強をして「これで安心!」と思っていました。
でも現地では発音の違いに戸惑い、思ったように通じず落ち込む日もありました。
それでも、少しずつ耳が慣れ、笑顔で話せるようになっていくうちに、「あの不安は必要なステップだったんだ」と感じられるようになりました。
大切なのは、「できるようになってから行く」ではなく、「行ってできるようになる」という考え方。
間違えても、聞き取れなくても、そのひとつひとつが成長の証です。
「英語ができない自分」を責めるより、「できるようになろうとしている自分」を誇りに思ってくださいね。



