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SNSで見つけた“リアルなフィリピン留学”経験者が選んだ おすすめ発信者まとめ4選
私がフィリピンに留学していた頃、毎日が新しい発見の連続でした。
英語だけでなく、人との出会いや文化の違い、そして「思っていた留学」と「現実」とのギャップ——。
そのどれもが、今でも大切な経験として残っています。
最近では、X(旧Twitter)やInstagramで「フィリピン留学」を発信する人がとても増えました。
海の見える教室、楽しそうな授業風景、美味しそうなカフェごはん。
見ているだけでワクワクする投稿が多く、「いつか自分も行ってみたい」と感じる人も多いと思います。
ですが、SNSの投稿だけを見ていると、“留学のリアル”が見えにくいこともあるんです。
華やかな写真の裏に、努力や悩みが隠れていることも…
そこでこの記事では、フィリピン留学を実際に経験した私の視点から、SNSで発信されている留学情報を分析してみました。
Contents
SNSで広がる「フィリピン留学」ブームの裏側
ここ数年で、フィリピン留学は一気に身近な存在になりました。
「欧米より安い費用でマンツーマン授業が受けられる」
「短期間でも英語力が伸びる」
そんな声が広がり、今では学生だけでなく社会人や主婦の間でも人気が高まっています。
さらに、SNSの影響も大きな追い風になっています。
XやInstagramを開けば、「3ヶ月で英語が話せるようになった」「留学で人生が変わった」といった投稿がたくさん。
こうした発信が増えたことで、留学=特別な人の挑戦から誰にでもチャンスがある選択肢へと変わりつつあります。
けれど、SNSの情報はどれも一面的で、「リアルな部分」まで見えにくいことも少なくありません。
同じフィリピン留学でも、発信する人の目的や立場によって見え方がまったく違うんです。
SNSでよく見かける留学発信をタイプ別に整理しながら、どんな特徴があるのかを見ていきましょう!
SNSで見かける「フィリピン留学」投稿のタイプ
SNSで「フィリピン留学」と検索すると、本当にいろいろな投稿が出てきます。
でもよく見てみると、発信の方向性にはいくつかの“パターン”があるんです。
ここでは、代表的な4タイプを簡単に整理してみましょう。
タイプ | 内容の特徴 | 注意したいポイント |
キラキラ系 | 海やカフェ、笑顔の写真などポジティブな投稿 | 現地の勉強環境や生活面は見えにくい |
リアル系 | 授業内容や食事、カルチャーギャップなど正直な発信 | 学校や都市によって体験が異なる |
ビジネス系 | エージェント・英語コーチなどの宣伝要素を含む | PR投稿を見分ける意識が必要 |
再挑戦系 | 「人生を変えたい」「環境を変えたい」というストーリー性 | 成功体験が中心で努力の過程が省かれがち |
まず一番多いのが「キラキラ系投稿」。
リゾート感たっぷりの写真やカフェで勉強している姿など、“楽しそうな留学ライフ”が中心です。
見ていて前向きな気分になりますが、実際の授業内容や生活の細かい部分までは伝わりにくい傾向があります。
次に「リアル系投稿」。
現地の治安、食事、授業の雰囲気など、ありのままを伝えるタイプです。
良いことも大変なことも包み隠さず書かれているので、これから留学を考える人にとっては一番参考になる発信ではないでしょうか。
三つ目は「ビジネス系投稿」。
エージェントや英語コーチなどが情報提供と同時に、留学の申し込みやサービス紹介をしているケースです。
宣伝目的がある分、ポジティブな内容が多めですが、複数の発信を見比べることで信頼できる情報を選ぶことができます。
最後は「再挑戦系投稿」。
仕事を辞めて留学した人、人生を見つめ直すために一歩踏み出した人など、“変化や成長”をテーマにした発信です。
読んでいるだけで勇気をもらえますが、成果の裏には努力や葛藤があることを意識しておくと、より現実的に受け止められますよ。
どのタイプの発信も、それぞれの角度から“留学の価値”を伝えています。
大切なのは「自分が知りたい情報はどのタイプに近いのか?」を意識して見ること。
次の章では、実際に印象的だった4つのアカウントを紹介しながら、発信の魅力とリアルとのギャップを経験者の視点で分析していきます。
実際の投稿を見て感じた、フィリピン留学の“多面性”
SNSを見ていると、「フィリピン留学」とひとことで言っても、その発信内容は本当にさまざま。
同じ国・同じ目的でも、発信者の立場や伝え方によって印象は大きく変わります。
ここでは、XとInstagramで印象に残った4つのアカウントを紹介しながら、経験者として感じた“リアルな視点”をお伝えします。
HAL_J さん|「日常の中で学ぶ英語力」がリアルに伝わる発信
はるじぇー(@HAL_J)さん / Xさんは、語学学校バックワイズの学習カリキュラム責任者で、実際のレッスンも担当されています。
なので、現地の空気がそのまま伝わる、落ち着いたリアルさが魅力です。
授業の様子や講師との交流、街での出来事など「英語を学ぶ」というより「英語で生きている」日常が丁寧に描かれています。
フィリピン留学経験者として共感したのは、“勉強”よりも“使う”ことを大切にしている点。
SNSでは成果ばかりが強調されがちですが、HAL_Jさんの発信は「過程の積み重ね」に焦点を当てています。
実際、留学中は地味な努力の連続です。
授業外で英語を使う機会をどう作るか、文化の違いにどう対応するか。
そんなリアルな部分に気づかせてくれる投稿です。
また、ホームページに掲載されている、リアルなフィリピン留学体験は、とても参考になります。
「本気で英語を身につけたい人」にとって、信頼できる情報源だと感じました。
e-student|“生徒目線”が活きている
e-student(@estudent_ph)は、フィリピン留学をサポートするエージェントのXアカウントです。
学校情報や現地の写真、留学生の体験談が多く投稿されていて、実際の生徒の声を生かしているのが印象的。
とくに、留学生の投稿は読みごたえがあります。
「最初は不安だったけど、授業が楽しかった」「思っていたより先生がフレンドリーだった」など、現地の“生の声”をそのまま届けている点に誠実さを感じました。
もちろん、エージェント発信なのでPRの要素はあります。
ただ、それを理解した上で見ると、複数の学校や学習スタイルを比較できる貴重な情報源です。
これから留学を検討する人にとって、「自分に合う学校の方向性」をつかむヒントになります。
ユミさん|“英語が苦手だった私”が変わった
「休学してフィリピン留学。高校英文法・英検2級対策をやり直したら英会話が楽しくなった」というユミさんの投稿は、留学を通して“自信を取り戻した等身大のストーリー”が印象的です。
多くの人が共感できるのは、「苦手だった英語が楽しくなった」という心の変化。
スコアや資格ではなく、感情の部分を丁寧に描いているのが魅力です。
私も最初の1週間は授業についていけず、“伝わらないもどかしさ”を何度も感じました。
だからこそ、ユミさんのように「自分の変化を正直に伝える発信」は、これから挑戦する人の背中を押すと思います。
気をつけたいのは、“結果だけ”を見て理想化してしまうこと。
ユミさんのように変われた背景には、きっと日々の努力があります。
投稿を参考にするときは「どうやって努力したのか」に注目すると、より現実的に学べるはずです。
留学Voice|“留学に正解はない”ことを教えてくれる
留学VoiceのInstagramでは、留学を終えた生徒さんの声を中心に紹介しています。
授業の感想、現地での気づき、想像とのギャップなど。
リアルで率直な体験談が多く、読みながら現地の空気を感じられる投稿です。
このアカウントの魅力は、“さまざまなリアル”が並んでいること。
その違いこそが、留学の面白さであり、リアルな部分だと思います。
情報が一方向に偏りがちなSNSの中で、留学Voiceのように“いろんな留学像”を見せてくれる発信はとても貴重。
自分の目的に近い人の体験を探すことで、失敗しにくい判断ができるようになると思います。
SNSでは伝わらないリアルな一面
SNSで見るフィリピン留学は、笑顔やリゾート感にあふれています。
でも、現地で実際に生活してみると、「思っていたのと少し違う」と感じる場面も少なくありません。
それは、ネガティブな意味ではなく、“本当のリアル”を知るということ。
ここでは、発信では見えにくい留学生活の一部を紹介します。
テーマ | SNSでの印象 | 実際のリアル |
生活環境 | 海のそばの開放的な日常、リゾート気分 | 天気が急に変わる
渋滞停電など“予測不能”な毎日 |
食事・水まわり | カフェやローカル料理を楽しむ留学風景 | 味の好みが分かれる
水圧や温度に慣れるまで時間がかかる |
英語力の伸び | 「2ヶ月で話せるようになった!」という投稿 | 伸び方は人それぞれ。
努力量・授業外の行動で差が出る |
人との関わり | 明るくフレンドリーな先生たちとの毎日 | 文化の違いで誤解もある。
でも、理解し合えた瞬間の感動は大きい |
実際に現地で過ごしてみると、
「便利さ」よりも「適応力」が大切だと感じるようになります。
SNSで見える華やかな一面の裏には、たくさんの小さな試行錯誤や、日常の工夫があるんです。
でも、その“リアルな部分”を受け入れられるようになると、留学の価値は何倍にも広がります。
「大変だった」も「楽しかった」も、すべてが成長の糧。
それこそが、SNSでは語りきれないフィリピン留学の魅力!
SNSの発信を“見る力”をつけよう
SNSには、本当にたくさんの「フィリピン留学ストーリー」が溢れています。
そこには、夢を叶えた人の姿も、葛藤を乗り越えた人の声もあります。
どの発信にも“その人にとってのリアル”があり、どれも間違いではありません。
でも、これから留学を考える人に大切なのは、ただ「良い情報」を探すことではなく、“自分にとってリアルな情報”を選び取る力を持つことです。
同じ学校、同じ都市でも、感じ方や成果はまったく違います。
だからこそ、発信を見るときは「自分の目的軸」を持つこと。
「この人と自分は、どこが似ていて、どこが違うのか?」
そう考えながら見るだけで、情報の受け取り方が大きく変わります。
そして何より大事なのは、実際に行動してみること。
現地で感じた空気や人とのつながりは、SNSでは絶対に伝えきれません。
フィリピンの青空の下で先生と笑い合う時間、思うように話せなくて悔しかった夜──
そうした体験こそが、あなたにとっての“本当の留学”になります。
SNSは、あくまで「きっかけ」。
本当の答えは、あなた自身の体験の中にあります。
発信を見る目を育てながら、ぜひ自分らしい留学をつかんでください!!