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【必読】フィリピン留学は甘くない?予想を裏切られる事に対しての覚悟と切り替えについて
みなさん、こんにちは。妻夫木です(違うか)。
フィリピン常夏大好き、おるたなです。
暑さ寒さも彼岸まで…と申しまして急激な温度差にやられる季節の変わり目。寒さを感じる度に思いませんか…?
「ああぁ…フィリピンならばずっと暑いのに。」と…
皆さんが様々な理由でフィリピンでの語学留学を検討し、数ある語学留学サイトの中からこちらに巡り会って来られていると思います。
そして期待に胸をふくらませて、または不安でいっぱいかもしれません。
そんなあの時の自分にも、また初めての海外長期で現地で出会った旧友達にも頭の片隅に置いて欲しいのがこのタイトル。
予想を裏切られる事、ええ・・・?そんな感じになっちゃうんだ…?という事に対して、心の中の葛藤とこういう風に切り替えていくと良いかもしれないという対策を、とある一人のアイデアとして頭の隅に置いておいて頂けると嬉しいです。
ではいってみましょう。
【例】フィリピン留学で予想を裏切られる事…『CR』トイレ事情について
そうそう。トイレです…
おるたなは別にという感じ、いや事前に知っていただけなのでなんとも思っていなかったのですが、一回目にアンヘレスに行った頃NAIAでピックアップに待ち合わせた日本人たちへの当時のAPSEではない学校側のスタッフの注意事項がこうでした。
『トイレットペーパーは田舎方面はほとんどありませんので、各自用意してください。』
すでに芯を抜いたトイレットペーパーを移動日用に用意していた当時の渡しですが、半分くらいの生徒さんたちが、えええ~!?と言っていたのが驚き。
さらに続けて学校側スタッフが…
『日本のSAみたいに、なるべくキレイめのトイレがあるところによりますが、場合によっては当日使えなかったりもします。あと今後いろいろ出かけたりすると地方では手桶(TABO)の場合もあるので、こちらではこれが通常ですので。。。』
ここまで来るとキラキラ女子達が静まり返っていた。
男性はそこまで心配ではないのかもしれませんが、女性は気になるのかなと。
しかもトイレという単語よりも『CR』というと通じます。コンフォートルームなのかな?
ここで説明を受けた当時のフィリピン初めての方への説明ルールは…
使用したトイレットペーパーを流せるというのではなく、個室内にはでかいゴミ箱があってそこに捨てるという事。
物理的には流せるのかもしれませんが、先々の下水道処理に不安があるので、ちゃんとゴミ箱に捨てる。
外出する際には、手持ちで芯を抜いたトイレットペーパーを持参すること。
手桶や、シャワーのようなノズルがあったらそれはビデという意味であること。
水洗トイレがない地方もあること。
などなどであった。
ここで一部キラキラ女子がざわついており「知ってましたぁ~?」と質問してきたので、こう返した。
『日本では通常のルールがそうじゃなかったって言っても、フィリピンの全部のトイレが今から変わるわけじゃないし、ここは慣れる努力に方向チェンジしたらいいのではいいんじゃないかな?
むしろ長期滞在したらきれいなトイレマップが自分の中でできてくるだろうから。そこを利用すればいいのではと。』
APSEのように、きれいな水洗トイレのある建物は田舎では確かに当時は少なかった。
10年前くらいにやっとたどり着いたビガン市、長距離バスを降りて最初に向かったマクドナルドのトイレは…全部壊れ?水が流れないとのことで使えなかった。
日本の衛生管理、上下水道管理にあらためて感謝。
ギャーギャー騒いでも今からフィリピン全土の上下水道を変えたるッツ‥‥なんてことはドゥテルテ前大統領くらいしかできないのだ。
(影ながら娘のサラの今後に期待する派)
だから日本からくる皆さん。海外にはもっと…というよりも日本だって昔は和式だったんだ。ていうかキレイなCRの日本が異常なのだ。高級ホテルに宿泊して暖かい便座とウォッシュレットに感動する外国人だっているのだ…。その一端なのだ…。
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【例】フィリピン留学で予想を裏切られる事…ぼったくり発生について
これも意外と、フィリピンというか、どこでもあり得る事象なのですが。
普通に現地での交通ルールとしてはトライクが一番便利だし安価だ。
しかしながら、アプリでもないしメーターがあるわけでもない。つまり『ドライバーの言い値』であるものには注意しないといけない。
日本以外の法律も何もないというエリアだと思って郷に入っては郷に従えがある程度は必要であるという事。
しかしながら、従いっぱなしだと私のように色白の日本人(たまに韓国、中国人に見間違われる)は高くぼった蔵れて終わるのではないかと思ってしまうのだが、私の持論はこう。
命の危険がないなら、できる範囲で交渉する。
いつもなら25ペソだったぞ。昨日のあのトライクは25なのに、君は100ペソだと?ありえないだろと。
もちろん、適正価格を言うべきだし、彼らにもそれが生活の一部であることを理解して言おうと思っているが、強情さに負けて払ったこともある。
《例》
私は7年くらい前のバンコクで、トゥクトゥクにのり、駅の近くだったしまぁ300バーツでと言われたので、高すぎると言ったら、同情する日本人キラキラ女子が隣で了承してしまった。明らかに近いのに!と思って仕方なく乗車、そして嫌な予感がするので早くホテルの前ではなく駅の近くで降りたいと言ったら「400バーツだ」と。距離を縮めたのに、「遠かったから」の一点張りで文句言うなら500だと言ってきた。明らかに目がヤバくてらりっているのか、酔っているのか。キラキラ女子は「おるたなさんが乗ろうっていったのに」と。
⇒結果仕方がないので300払って降りた。(それでも500よこせええええ!となった)
《例2》マニラ近くでタクシーに乗る。⇒急いでいるし優しそうなおじさんだったので友人宅へ。
運転中も「いいなぁ日本人か!俺の財布はいつも毎日空っぽなんだ、ほら見てみろ」と財布を見せられる。
500ペソは当時の価格でバリ高いが、地域貢献だくらいの気持ちで支払い、無事に友人宅へ到着。帰りも安全でDAUまでのバスターミナルに行けるならいいか、と電話番号を交換。帰りの迎えも頼んだがこれ幸いで来なかった。
友人に聞くと、500はぼられているのでいくらタクシーでもおかしい。普通は100だと。(メーターは信じるな)
後日このタクシーの運転手からは「おばさんが病院に入院で手術が必要になったので3000ペソくらい必要だ」というおなじみの定型文がきた。
なので、『俺もおばさんが入院するので今から日本に帰るよ、ありがとう。君の幸せを祈る』と返信した。
常にアンテナを貼ることの意味と、現地の人たちの声、情報、コネが大事であると悟ったが、これは生きていくうえで重要なことで、その海外版を学べてよかった。と感じることが出来た。
帰宅して日本の友人が激怒していたが、怒ってもしょうがない、回避策を講じれる脳みそを作る経験をいただいたのだ。
怒ってもしょうがない、生きてればいいんだ。人間だもの。みつを。
【例】フィリピン留学で予想を裏切られる事…雨でWifi問題について
オンライン英会話をしているときに、先生の電波が悪いなと思ったことはありませんか?
そうそう、10年ほど前は自宅にWifiなんてあんまりなかったのです。更には雨が降ると停電したり普通にあったことでして、現地に住んでいると「雨降ると、日本の生徒さんからWifi使えなくてクレームが来るけどなんなんだ?」と、当時の学校の用務員さん的なクヤから質問されました。
私「なんでいま?日本人はゲームでもしたいんじゃない?今まで日本人の生徒に聞いたことなかったの?」
クヤ(兄貴)「気軽に俺たちが話しかけて良い雰囲気のやつがいなかったよ。」
私「それは申し訳ないな…。雨だと怒られるの?」
クヤ「どうして学校のWifiは弱いのかといわれても大雨だから電気が…。それに今日は洗濯機の修理もしたいんだ。ランチ一緒にたべないか?」
運良く、ちょうどその時に日本人のある男性生徒が用務員室のところに来た。同じ質問だった。
こちらにも都合があるのかもしれないけど、相手にも都合があるのだ。
今まで順風満帆に過ごして育ててもらってきたのかもしれないけど、そろそろ相手のことを思いやる時期が来たんじゃない?と返して一緒にサリサリのご飯を食べた(学生には食堂があるが、用務員はない)
【例】フィリピン留学で予想を裏切られる事…衛生・医療事情について
これだけは仕方ない。
以前の語学学校で「Gがデカくて耐えられないからキャンセル料金全額よこせええええ!私は帰る!」と仲介業者に文句言ってた隣の部屋の女の子、元気ですか?
さらに医療事情についてですが、アジアの洗礼をうけて、ゲーゲー吐いて、熱を出して下痢もひどく、がくがく震え唇がちびまる子ちゃんの藤木君になっていたJ大のお坊ちゃんも元気ですか…?完全に脱水症状を起こしているであろうガクブルで「現地の医療を信じられない」と言っている根性は素晴らしいのですけども。
じゃあ現実問題、日本に帰るか?それとも車で数時間かかるマカティの日本人専門の高級病院までいくか?という話になる。
それともこの少し近くにこの北部では珍しいでかい大学病院があるんだからそこに付き添ってもらっていけば?というとやっと頷いた。
別に大きな手術をっていうのでもない、それに大学病院だからかなり運がいい。
トイレットペーパー、常温の飲み物を渡して彼に言う言葉は。。。これも経験!と頑張っていって来いという事。そして先週そこから退院した私がいるから大丈夫だということだ。
聞けばこのフィリピンのあとにアメリカの大学にいくとのこと。それならなおさらここで頑張ってねと。
日本とのギャップがあって当たり前、お腹を壊してしまっても、これも経験させてもらってありがてぇな~と思っていくところに変化はあるのですわ・・・
【まとめ】フィリピン留学で予想を裏切られる事…
「国が違えば事情が変わるのが普通」とすんなり受け入れられるそこのあなた!!スバラシイ。
そうか、俺は素晴らしいんだと思うことにして、…
もしこれを読んているのが今フィリピンであるならば…。
そしてなんで、こんなことが!!!!!と、混乱と葛藤のはざまにおられるかたがいたら…
アンヘレスの親不孝通りを歩けば今もなお、ゼッケンをつけた女の子が立っている。なんでそんなことをするんだと泣きながら日本人のおじさんに行ってももう目がらりっている。女の子は生活のためだと本気で当たり前のことだという。
ある時はレストランでパンシットカントンを頼む。2つだが、4つも来た。これは頼んでない!と突き返すと、女の子は泣いてしまった。
ある時は少し奥の争いの多いエリアにいけば、ストリートチルドレンが寄ってくる。韓国人なら金をくれと。彼らは靴も履いてない。
今までの自分の常識を覆す事象に出くわすことが海外では増えるだろう。
何のために英語を身に着けたいと思ったのかよくわからなくなることもある。欧米発音じゃないし、バイリンガルではないので馬鹿にされることも多い。結局金持ちの英才教育に負けるかと思う時もある。
しかし、英語を学ぶことによって、あなたか知見を得て広げていくことによって世界は少しずつ変わってくるのだと私は信じてやまない。
自分のためにとフィリピンに来て語学留学をされた方も多いだろう。そしてある意味で常識外のことに出くわす。しかしそれでも物事を受け止めつつ自分が何をするべきかと本当はわかっているはずだ。
社会貢献活動に寄付とかそんな大きなことじゃなくていいし、今までの小さい箱の中で育ってきた守られてきた自分から少し違ったところに出してもらったんだくらいの気持ちで感謝の意をこめ周囲に優しくしてはどうだろうか…
その経験すら自分の良い栄養になりますように…。
さて、私が頼んだ豚骨ラーメンがまだ来ないよ…クヤ…(日高屋30分経過なう)