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英語初心者にはきつい!フィリピン留学のマンツーマン授業

「マンツーマン授業なら絶対に英語が伸びる」
私はずっと、そう信じていました。
周りの体験談でも、留学エージェントの説明でも、SNSの口コミでも、
「マンツーマン=最高」
「初心者こそマンツーマンが効率いい!」
そんな言葉ばかりが並んでいて、私もすっかりその気になっていたんです。
だから渡航前は、
“1対1でしっかり教えてもらえるなんて贅沢すぎる!”
“これなら1ヶ月の留学でも話せるようになるはず!”
とワクワクが止まりませんでした。
ですが、実際に留学が始まってみると理想とはまったく違いました。
先生と1対1で向き合う時間は、思っていた以上に“逃げ場がない”んです。
話すのをやめた瞬間に静まり返る教室、何を言えばいいかわからない空気、ずっと自分が話さなきゃいけないプレッシャー。
私は最初の1〜2週間、本当に毎日がしんどくて、「これ、私向いてないかも…」と思うほど心が折れそうでした。
もちろん、マンツーマンが悪いわけじゃありません。
ただ、初心者の私には「良さより苦しさ」が先に来てしまったんです。
この記事では、そんな私の経験をもとに「なぜマンツーマン授業が苦痛に感じるのか?」そして「どうやって乗り越えていけるのか?」を、リアルにお話していきます。
Contents
マンツーマン授業が“しんどい”と感じる理由

マンツーマン授業って聞くと、多くの人が「自分だけを見てもらえるなんて最高!」「グループよりも絶対に効率がいい!」そんなふうに思いがちだと思います。
私もまさにそのタイプでした。
でも、実際にマンツーマンが始まった瞬間、“あれ、こんなはずじゃなかった…”と現実とのギャップに驚いたんです。
1対1レッスンのプレッシャーと沈黙のストレス
1対1って本当に逃げ場がないんです。
日本の授業みたいに、他の受講生が答えてくれる場面もないし、先生が長めに説明してくれる“休憩タイム”もほとんどありません。
自分が話すのをやめた瞬間、シーン…と静まり返る。
あの沈黙の圧って、初心者には本当にキツイんですよね。
「なんか言わなきゃ…」
「でも言葉が出てこない…」
頭の中は大パニック。でも口は動かない。
沈黙すればするほど焦りが増して、さらに話せなくなる悪循環。
フィリピン人の先生はとても優しいけれど、その優しさですらプレッシャーに感じてしまう瞬間がありました。
“もっと話してほしいんだろうな”
“でも言えないんだよ…”
そんなモヤモヤと葛藤で、マンツーマンなのに心がどんどん閉じていったんです。
講師ローテ制による負担
フィリピン留学の特徴として、多くの学校が 講師ローテーション制 を取り入れています。
つまり、毎日先生が変わる。
これ、一見メリットに思えるんです。
いろんな発音や性格の先生に触れられるし、表現の幅も広がるし。
ですが初心者にとっては、正直かなりの負担でした。
理由は、毎日「自己紹介からやり直し」みたいな状態になるから。
昨日わかった苦手な発音、理解できていない文法。
それを毎回説明するのって、思った以上に疲れるしストレスなんです。
「昨日の先生には伝わったのに、今日はまたうまく言えない…」そんなこともよくありました。
私の場合は、先生の話し方やスピードが1日ごとに変わることで、“また今日も聞き取れないかも…”という不安が募り、レッスン前からお腹が痛くなるほどでした。
もちろんローテ制にはメリットもあります。
でも初心者の時期は、慣れる前にどんどん新しい負担が積み上がっていくという側面も確実にあると感じました。
理想の「マンツーマン=最高」というイメージとは裏腹に、実際は“自分自身とずっと向き合い続けるハードモード”。
このギャップこそが、初心者がつまずきやすい大きなポイントなんです。
英語初心者が抱えやすい“心の壁” 
マンツーマン授業って、英語のスキルだけじゃなくて自分の心の弱さまで全部あらわになる場所なんですよね。
私は留学して初めて、「できないことを正直に言うのが、こんなに苦手なんだ」と気づかされました。
英語の勉強というより、まず“心のハードル”を越える必要があった気がします。
「わからない」と言えない日本人的マインド
日本人って、“迷惑をかけまい”とする民族なんですよね。
授業中に質問をすると、時間を取らせてしまう気がしたり、先生に「理解力がない」と思われるんじゃないかと不安になったり。
私も初期の頃、先生に言えなかった言葉のNo.1が「I don’t understand.(わかりません)」なんです。
わかっていないのに「Yes…」と曖昧に頷いてしまい、そのままレッスンの内容がどんどん先に進んで、気づけば取り残されている。
でも取り残されていることも言い出せない。
これ、本当にしんどかったです。
先生は決して怒ったりしないのに、自分で自分を追い詰めてしまうんですよね。
自信を失いやすいメンタル負荷
英語初心者がマンツーマンで一番つらいのは、“できない自分をずっと見続けること”かもしれません。
グループなら周りの反応で空気が和む瞬間もあるけれど、1対1は常に自分の番。
言葉が出ない
聞き取れない
使いたかった表現が言えない
そのたびに、「私ってこんなに英語できなかったっけ…?」「先生にどう思われてるかな…」と落ち込んでしまうんです。
特に私は、緊張すると一気に頭が真っ白になるタイプ。
日本で英会話教室に通っていたときも感じなかったくらいの緊張感が、マンツーマンの場では一気に押し寄せてきました。
しかも相手はフィリピンの先生。
日本人にはないテンポ感や距離の近さもあり、慣れるまでは余計に疲れてしまうんですよね。
「今日はちゃんと話せるかな…」
そんな不安を抱えながら教室に向かう日が続きました。
マンツーマンのメリットを感じるまでには、まずこの メンタルのハードル を理解することが大切なんだと、私自身すごく実感しました。
本当の原因は“授業”ではなく“準備不足”

マンツーマンがしんどい理由って、「授業が厳しいから」とか「先生が怖いから」ではないんです。
私も途中で気づいたんですが、しんどさの正体は“英語力そのもの”より、圧倒的に“準備不足”だった んですよね。
授業そのものが悪いわけじゃなく、“授業を受けるための土台”ができていないと、どんなに優しい先生でもマンツーマンは苦しくなります。
予習・復習の不足が生む悪循環
正直、渡航前の私は「マンツーマンなら現地でなんとかなる」と思っていました。
日本でもちょっと英会話に通っていたし、多少は会話できるつもりだったんです。
でも、現地のレッスンが始まった瞬間にその幻想は崩れました。
・先生の英語が想像以上に速い
・フィリピン特有の訛りで聞き取れない
・テキストの例文が難しい
・言いたいことが英語で出てこない
そして何より、予習も復習も足りていないから、授業についていけない。
これが最大の原因でした。
予習がないと、レッスンの中で理解することが多すぎて頭がパンクします。
復習がないと、せっかく覚えた表現も翌日には忘れてしまう。
結果として、わからない → 話せない → 沈黙 → 苦痛になる
この流れが毎日くり返されるんです。
私はまさにこのループの中にいて、「なんでこんなにつらいんだろう…」と悩んでいましたが、今思えば、準備が0のまま授業を受けてしまっただけなんですよね。
教材と目的設定のミスマッチ
さらにしんどさを加速させていたのが、教材選びと目的設定のズレ でした。
留学直後の私は、先生から渡されたテキストを「これをやればいいんだ」と疑わずに全部こなそうとしていました。
でも実際は、
・レベルが合っていない
・内容に興味がわかない
・会話につながらない
そんな教材をこなしていたんです。
英語って、興味の薄い内容は本当に頭に入らないんですよね。
しかもマンツーマンだと、自分が主体にならないと会話が続かない。
私の場合、「なんとなく英語が話せるようになりたい」というぼんやりした目的のまま授業を受けていたので、どの教材もピンとこなくて、授業中のストレスばかりが増えていました。
マンツーマンが苦痛に感じるとき、“自分に英語の才能がないからだ…”と落ち込んでしまう人が多いですが、実際はそんなことないんです。
原因のほとんどは、準備不足と、目的や教材とのミスマッチ。
これさえ整えば、マンツーマンは一気に「伸びる授業」に変わります。
苦痛を“成長”に変える方法

マンツーマン授業がつらい時期って、「私には向いてないのかな…」「英語ってこんなに難しかったっけ…」と自信を失いやすいんですよね。
でも、経験してわかったのは、
マンツーマンがしんどい“あの感覚”こそ、英語が伸びる前のサインだったということ。
苦痛に感じるのは、“今まで避けてきた部分にしっかり向き合えている証拠”でもあるんです。
ここでは、私が実際に効果を感じた「乗り越えるためのコツ」を紹介しますね。
「わからない」を素直に伝える勇気
最初に変えたのは、自分の態度でした。
ずっと「迷惑かけたくない」と思って黙っていたけれど、思い切って 「I don’t understand.」 と言うようにしたんです。
すると先生は、
「OK, let’s try again!(もう一回やってみよう)」
と、どんどん教え方を変えてくれました。
それまで私は、「説明が難しいのは先生のせい」と心のどこかで思っていましたが、実際は “伝えていない私” が原因だった と気づきました。
質問するたび、理解が深まる。
“わからない自分”をさらけ出せるだけで、こんなに気持ちがラクになるんだ…と実感しました。
先生との関係性ができるとマンツーマンは最強になる
英語の授業って、スキルだけじゃなくて「人間関係」も大事なんですよね。
毎日顔を合わせるからこそ、“信頼できる先生” が一人いるだけで授業の緊張度がぐっと下がります。
私の場合、とくに相性の合う先生がいて、思いきって「週5で同じ先生」に変更してもらいました。
すると、
・会話のテンポが合う
・弱点を把握してくれる
・沈黙しても慌てず待ってくれる
そんな安心感が生まれ、授業中に笑える余裕まで出てきたんです。
ローテ制のメリットもあるけれど、初心者は“固定の先生”を作る方が圧倒的に楽 だと思いました。
小さな成功体験で“苦痛”が“楽しい”に変わる
ある日、先生との雑談中に“昨日より聞き取れてるかも”と感じた瞬間がありました。
ほんの1フレーズが聞き取れただけなのに、胸がじんわり温かくなるような感覚。
その日を境に、「英語ってこんなに楽しかったんだ」と少しずつ感じられるようになりました。
大きな成長じゃなくていいんです。
・1つ新しい単語が使えた
・先生の質問を聞き返さずに理解できた
・自分から英語でお願いできた
そんな小さな成功体験が積み重なると、あれほど苦痛だったマンツーマンが、いつの間にか“一番楽しい時間”になっていくんですよね。
苦しい時期って、成長の過程では避けて通れないもの。
でもその先には、思っている以上の“できた!”が待っています。
マンツーマンは最初がいちばんキツい。でも必ず伸びる

マンツーマン授業って、最初のうちはどうしても“苦痛”が前に出てしまいます。
私自身、沈黙が怖くて、先生の話も聞き取れなくて、「なんで申し込んじゃったんだろう…」と後悔した日もありました。
でも今振り返ると、あの苦しかった時期こそが一番、自分が伸びていた瞬間 だったんだと実感しています。
マンツーマンは、
・逃げ場がない
・ずっと自分の番
・苦手が全部バレる
そんな環境だからこそ、英語の“弱点”がすべて表に出てきます。
それがしんどさに感じるだけで、実はものすごく価値のある時間なんですよね。
「できない自分」に気づくことは、「どうすればできるようになるか」を見つける第一歩。
そして、そこから少しずつ成功体験を積んでいくと、不思議なくらい授業がラクになっていきます。
気づけば、
・昨日より聞き取れている
・前より自然に話せている
・先生との時間が楽しい
そんな“成長の実感”がじわじわ訪れます。
マンツーマン授業は、単なる英語学習の場ではありません。
自分の弱さ・クセ・思い込みと向き合う場所でもあるんですよね。
最初のうちは苦痛でも大丈夫。
むしろそれは、伸びる前の合図です。
そして何より大切なのは、完璧じゃなくていいから続けること。
少しずつ、継続していきましょう!



